生駒市議会 2015-03-13
平成27年第1回定例会 予算委員会(市民福祉分科会) 本文 開催日:2015年03月13日
▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 午後1時10分 再開
◯下村晴意委員長 ただ今から
予算委員会を再開いたします。
市民、報道の傍聴を許可しております。
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午後1時10分 開議
2
◯下村晴意委員長 それでは、ただ今から
市民福祉分科会による審査を行います。
本分科会は、
市民福祉委員会の所管に係る各議案について、次第と資料のとおり、審査いたします。
まず、議案第18号、
篤志寄附基金条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。
なお、内容については過日の本会議において説明を受けたとおりであります。よって、説明を省略し、直ちに質疑に入りたいと思います。
本案について、
分科会委員による質疑に入ります。
質疑等ございませんか。
上原委員。
3
◯上原しのぶ委員 篤志寄附基金条例の一部を改正するということですが、この中身について取崩しをされると聞いているんですが、どういう目的なのか、教えてください。
4
◯下村晴意委員長 石田課長。
5
◯石田浩病院建設課長 昨年の5月に、市民のいのちを守る医療基金ということで500万円寄附をいただきまして、それで基金として積立てをさせていただきましたけれども、この度、市立病院が6月に開院しますけれども、そのときに、資料でお配りしております車椅子と、それから、待合の
ロビーチェア、こちらの方を300万で購入させていただいて設置をさせていただくために取り崩すということでございます。
6
◯下村晴意委員長 他にございませんか。
(「なし」との声あり)
7
◯下村晴意委員長 質疑等ないようでございますので、これにて
分科会委員による質疑を終結いたします。
次に、
分科会外委員による質疑に入ります。
質疑等ございませんか。
(「なし」との声あり)
8
◯下村晴意委員長 質疑等ないようでございますので、以上で議案第18号の質疑を終結いたします。
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◯下村晴意委員長 次に、議案第11号、平成26年度生駒市
一般会計補正予算(第7回)の
市民福祉分科会所管分、議案第12号、平成26年度生駒市
国民健康保険特別会計補正予算(第2回)と議案第13号、平成26年度生駒市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1回)を一括議題といたします。
説明を省略し、直ちに質疑に入りたいと思います。
3議案について、
分科会委員による質疑に入ります。
質疑等ございませんか。
上原委員。
10
◯上原しのぶ委員 まず、幼稚園の整備事業のところでお聞きしたいんですが、これ、工期はどれぐらいの日程でされるのか、教えてください。
11
◯下村晴意委員長 吉川課長。
12
◯吉川和博こども課長 生駒台の工事の工期につきましては8月15日まで延期をさせていただいております。
13
◯下村晴意委員長 上原委員。
14
◯上原しのぶ委員 実際に使えるのはいつからになるんですか。
15
◯下村晴意委員長 吉川課長。
16
◯吉川和博こども課長 夏休み明けの2学期に入って、9月から新園舎で運用していきたいと思っております。
17
◯下村晴意委員長 上原委員。
18
◯上原しのぶ委員 続いて、別件なんですけれども、12ページのところでマイナスの減額補正がされていますけれども、この中身について、経過などを教えていただければと思います。
19
◯下村晴意委員長 吉川課長。
20
◯吉川和博こども課長 こちらにつきましては、今、北地区の
白庭台地区で新たな
保育所整備をしております。それの補助の金額でございますが、26年度中に契約、着工というような流れをとりたいなと思っておったところなんですが、開発申請、それから、用地の確保等々におきまして時間を要しまして、今年度、事業開始が進まないというところでマイナスという形を採らせていただいております。そして、新たに27年度予算で計上させていただくという形を採りたいと思っております。
21
◯下村晴意委員長 上原委員。
22
◯上原しのぶ委員 27年度予算で新たに予算をとるということなんですが、27年度ではどういう日程で具体的な事業が進むのか、教えてください。
23
◯下村晴意委員長 吉川課長。
24
◯吉川和博こども課長 年度に入りましたら、契約、着工という形を採っていただきまして、年度内に整備をして、28年の4月から新園として運営していただくという流れになっております。
25
◯下村晴意委員長 他にございませんか。
樋口清士委員。
26
◯樋口清士委員 今回の補正の中で、特にここの所管に関わるものというのは、幼児2人
同乗用自転車購入補助金ということなんですけれども、この財源を見ますと、
地域住民生活等緊急支援交付金、この中の、恐らくこれに関しては消費喚起・生活支援型というものが当たるのかなというふうに思うんですけれども、それに間違いはないですか、まず。
27
◯下村晴意委員長 石畑課長。
28
◯石畑欽一生活安全課長 そのとおりでございます。
29
◯下村晴意委員長 樋口清士委員。
30
◯樋口清士委員 それで、この交付金、それなりの目的があるものでございますが、要は、この交付金の出方と言うのか、どういう事業に使えるのか、使っていくのかということについて、これは市が各課の要望を集約して、それを県か国かに上げていって、取ってこれるものなのか、あるいは、国、県から枠が示されて、それを庁内で割り振っていくというような形で決められるものなのか。要は、今回のこの
市民福祉委員会の各所管の中で、これに該当する事業というのがもっと出てこなかったのかと。自転車の
購入補助だけで終わってしまうようなことだったのかどうか。枠があるからそれに限ったんだということなのか。その辺の決め方というのはどうなっているんですかね。
31
◯下村晴意委員長 今井部長。
32
◯今井正徳企画財政部長 確かに国から県を通じての説明会というのが12月ぐらいからあったわけなんですけれども、生駒市としての金額の枠というのが決められていました。使い道についても、一定、制約というのは当然ございます。その中で、期間も非常に短かったということもございまして、国から示されている事例について、本市でいけるかどうかというのを一つ一つチェックしながら対応していって、今回、8つの事業ができるということで上げさせていただいております。以上です。
33
◯下村晴意委員長 樋口委員。
34
◯樋口清士委員 そしたら、市に与えられた枠はいっぱいいっぱい使った結果として、今、この
補正予算が組み立てられているということで理解してよろしいんですか。
35
◯下村晴意委員長 今井部長。
36
◯今井正徳企画財政部長 そのとおりでございます。
37
◯下村晴意委員長 樋口委員。
38
◯樋口清士委員 分かりました。
そしたら、ちょっと個別の案件についてお尋ねします。
まず、
南こども園についてなんですけども、これはちょっと別建ての財源ですけど、増額の主な内容というのをちょっと確認させてください。
39
◯下村晴意委員長 吉川課長。
40
◯吉川和博こども課長 設計をやっておりましたところ、
延べ床面積が70平米ほど増になっております。それから、昨今の
建設物価等で資材、それから人件費等々が高騰しておりますのと、その他、整備の中で、各保育室から園児がトイレに行きやすくするということでトイレの配置数を増やしております。それと、オール電化の採用等々でございます。
41
◯下村晴意委員長 樋口委員。
42
◯樋口清士委員 設計をやっていく上でちょっとずつ変化してきて、少し大き目になりましたというところは理解できなくもないんですけれども、例えばオール電化なんていうのは、最初にその仕様として決められるようなものなんじゃないのかなと思うんですけど、これが突如、降って湧いてきたというのは何か理由があるんですか。
43
◯下村晴意委員長 吉川課長。
44
◯吉川和博こども課長 当初は、都市ガスも来ておりますし、どちらにするかというようなところもございましたが、流れの中でオール電化にしていくと変わったわけなんですけども、そういうオール電化仕様というのは、火を使うというとこら辺ではかなり安全性も高いというようなところから、そういう仕様にさせていただいたところでございます。
45
◯下村晴意委員長 樋口委員。
46
◯樋口清士委員 今の理屈でいきますと、安全性を重視するがゆえにオール電化。これは恐らく、これから施設を、特に子どもを対象にした施設を建てていくときの一つの標準になっていく話なのかなというふうに受け止めました。
これ、ちょっとずつ変わってきて、仕様が変わって、設計が変わっての中で、開園の予定というのは、ここは変更なしで
予定どおりにできると。それは具体的にいつということについて。
47
◯下村晴意委員長 吉川課長。
48
◯吉川和博こども課長 開園につきましては来年、28年の4月に開園を予定しております。
着工といたしましては、既に解体、造成につきましては3月の末から入らせていただきます。
工事につきましては、今回、補正をいただいて、その後の契約案件に入っていきたいと思っておるところでございますので、またよろしくお願いいたします。
49
◯下村晴意委員長 樋口委員。
50
◯樋口清士委員 スケジュールどおりにこなしてくださいということだけ言っておきます。
それと、幼児2人
同乗用自転車購入補助金についてなんですけど、これ、貸出しをこれまでやっておられましたね。それを
購入補助に、これから切り替えていくということで理解してよろしいんですか。
51
◯下村晴意委員長 石畑課長。
52
◯石畑欽一生活安全課長 購入をして貸出しをしていた自転車がそろそろ耐用年数をだんだんと迎えてくるということで、徐々に切り替えていかせていただければなと考えております。
53
◯下村晴意委員長 樋口委員。
54
◯樋口清士委員 今現在、何台の自転車の貸出しを行っておられますか。
55
◯下村晴意委員長 石畑課長。
56
◯石畑欽一生活安全課長 64台でございます。
57
◯下村晴意委員長 樋口委員。
58
◯樋口清士委員 64台のうち、新規で、新しく利用される方の申込みというのはどれくらいありますか。
59
◯下村晴意委員長 石畑課長。
60
◯石畑欽一生活安全課長 年度によってちょっとばらつきがあるんですけれども、昨年度で64台のうちの40台が新規で20台が継続、その前が、36台が新規でその残りが継続ということでございました。今年度、少し逆転をしまして、先月末で来年度の貸出しの募集をしたんですけれども、継続の方が少し増えているというふうに聞いております。半分以上が継続ということで聞いております。
61
◯下村晴意委員長 樋口委員。
62
◯樋口清士委員 すると、平均すると30台から40台、この間で推移しているということで考えていいのかなと思うんですけれども、これ、たしか毎年それぞれ1年ごとの更新なので、点検なりメンテナンスってかけていると思うんですけど、そこにかかる費用というのが大体1台当たりどれぐらいかかっているんですか。
63
◯下村晴意委員長 石畑課長。
64
◯石畑欽一生活安全課長 1年間で配送したり回収をしたり、全て含めて160万円。1台当たりですね、すみません、ちょっと待ってください。大体2万5,000円ぐらいです。
65
◯下村晴意委員長 樋口委員。
66
◯樋口清士委員 それで、あと、
購入補助をこれからやっていくということなんですが、その枠組みとして、毎年、何人に対しての補助金を出す予定をされているんですか。
67
◯下村晴意委員長 石畑課長。
68
◯石畑欽一生活安全課長 今回、
補正予算で出させていただいたものは、上限額5万円で30件を今回の
補正予算として上げさせていただきました。
69
◯下村晴意委員長 樋口委員。
70
◯樋口清士委員 先ほど、大体、新規の利用をされる方が30人から40人と。これから購入ということに対しての補助については30件が対象になると。これ、平成27年度が30件、28年度以降は、同じように30件で続けていくという、そういう考え方ですか。
71
◯下村晴意委員長 吉岡部長。
72
◯吉岡源裕市民部長 以後についてはまだ未定でございます。今回は30件でございます。
73
◯下村晴意委員長 樋口委員。
74
◯樋口清士委員 例えば30件の枠組みがある中で、40人が手を挙げてきたというときにはどういう形になるんですか。
75
◯下村晴意委員長 石畑課長。
76
◯石畑欽一生活安全課長 予算の範囲内でということですので、予算の枠がいっぱいになれば抽選という形で枠の中で収めさせていただくことになります。
77
◯下村晴意委員長 樋口委員。
78
◯樋口清士委員 今までお伺いしたことをまとめて考えてみますと、大体、この3人乗りの自転車、1台当たりの単価、いろいろ聞いてみますと10万とか12万とか、それぐらいの金額と。10年対応として考えれば、年間当たり1万2,000円ほどのものと。そこにメンテ費がかかって、大体、年間1万5,000円かかっているという形になります。1人当たり、これ、月1,540円での貸出しということなので、12カ月あるいはメンテの期間を入れて11カ月ということでカウントしますと、年間、大体1万7,000円と。実は、資産として持って年割したときよりもちょっと高いお金を払って利用しているような状態があるわけですね。ただし、資産にならないので、使い終わった後の残価と言うか、それが個人の負担になっているような形になるのかなと思うんですけども、とは言え、それは資産ですね。
こうやって見てくると、要は、上限5万という先ほどのお話、この金額の妥当性というのをちょっと疑問に思うところがあって、それと、もう1つ、30人の枠で40人来たら10人は出しませんという、その不公平感を考えると、全体の枠組みを変えないでも、その上限の額を少し落として対象になる人を広げることによって、より公平で、かつ、5万円は高過ぎるのと違うというような声もなくなっての支給と言うか、補助というのが可能になるんじゃないのかなと思うんですけども、こういう考え方というのは、そちらの方で何か検討されるときにはなかったんでしょうか。
79
◯下村晴意委員長 石畑課長。
80
◯石畑欽一生活安全課長 委員さんがおっしゃっていただいたみたいに、1台当たり12万から13万円という金額が、大体、電動の3人乗り自転車の一般的な市販の価格でございます。半額を限度としてということをしておりますので、半額に近い額の補助をまずは考えておりました。
今回、消費喚起と生活支援ということですので、幾らにするかというときに、いろんな各市を確認させていただいて、私どもで把握した範囲で一番高いところが5万円という金額がございまして、今回、消費喚起のことも含めまして、5万円というのをいったんは設定させていただいたということでございます。
81
◯下村晴意委員長 樋口委員。
82
◯樋口清士委員 あくまでもこの補助金の目的として消費喚起というのはあるんですが、自転車の
購入補助ということに関しては、消費喚起が目的では実はなくて、本来的には子育て支援というところに主眼があるということだと思うんです。ということで考えると、その部分でどういう補助をやっていくのがベストなのかということから考えていくべき話で、だから、今回の財源の目的、それはそれとして、活用するためには必要なんですけれども、とは言え、やることについては別の目的があるわけですよね。なので、そこからやっぱり考えるべき。そうなれば、できるだけ公平に、広くカバーできるような補助金の出し方というのが適切かなというふうに思うんですけども、これ、既に要項なりは定めておられるんですか。
83
◯下村晴意委員長 石畑課長。
84
◯石畑欽一生活安全課長 議会の方で議決をいただいた上で要項の制定を予定しております。まだ定めておりません。
85
◯下村晴意委員長 樋口委員。
86
◯樋口清士委員 ということであれば、予算の組み方としてこれでよいかということは我々は判断いたしますけれども、その出し方に関しては、これからまだ再考の余地ありというふうに思うんです。そこをちょっと考え直していただくことは可能なんでしょうか。
87
◯下村晴意委員長 石畑課長。
88
◯石畑欽一生活安全課長 おっしゃっていただきましたように、子育て支援というのが一つの大きな目的ではございますが、今回につきましては、消費喚起という意味合いもございますので、今回の予算に関しましては5万円上限で30件という形でさせていただければなというふうに考えております。
89
◯下村晴意委員長 樋口委員。
90
◯樋口清士委員 どうしてもその5万円にこだわるということですね。分かりました。
91
◯下村晴意委員長 他にございませんか。
(「なし」との声あり)
92
◯下村晴意委員長 質疑等ないようでございますので、これにて
分科会委員による質疑を終結いたします。
次に、
分科会外委員による質疑に入ります。
質疑等ございませんか。中浦委員。
93 ◯中浦新悟委員 先ほどちょっと
樋口委員が振った、消費喚起・生活支援型の予算の中で、結局、今ここの所管にある市民部、福祉部、こども健康部からは、この幼児2人
同乗用自転車購入補助金以外の案はなかったと。他には、こんなことをしたいけどもという案はなかったということですか。
94
◯下村晴意委員長 今井部長。
95
◯今井正徳企画財政部長 先ほども申し上げましたように、非常に期間が短うございました。もちろん奈良県から来た通知文書については各課の方には配信させていただいておりますが、現実的には、先ほど申し上げましたような、国から来て、奈良県を通じて来たメニューと言いますか、そういった事例がございました。その事例について、一つ一つ、これは生駒市でできるかということでチェックさせていただいた上のことでございまして、特に、これ以外にこんなことをしたいというようなことを広く募ったということもございませんし、また、それ以外のことについても、やりたいというような時間的なこともございませんでした。
96
◯下村晴意委員長 中浦委員。
97 ◯中浦新悟委員 各課に言ったけども、時間がなかったことで。時間がなかったのと、各課には振ったけども意見は求めなかったって、何か2つ答えがあったんですね。何となくよく分からなかったんですけども、結局、各課に「こんなお金が来るけども、何かあるか」という意見は聴取したんですかね。
98
◯下村晴意委員長 今井部長。
99
◯今井正徳企画財政部長 一応、サイボウズと言いますか、庁内メールを通じて意見の聴取というのはさせていただきましたが、現実的には、この補助金自体については消費喚起型と、それから、子育ての方の支援ということでやっております。この分科会については、今おっしゃっていただいていますような幼児2人同乗用自転車と、私立の保育所の運営等の助成、それから、赤ちゃんの駅の整備事業、そういったものについて上げさせていただいて、このようなものについては、先ほど申し上げましたような国からの案と言いますか、モデルとして上がってきた部分でございます。
100
◯下村晴意委員長 他にございませんか。
(「なし」との声あり)
101
◯下村晴意委員長 質疑等ないようでございますので、以上で議案第11号の
市民福祉分科会所管分、議案第12号と議案第13号に対する質疑を終結いたします。
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102
◯下村晴意委員長 次に、議案第2号、平成27年度生駒市一般会計予算の
市民福祉分科会所管分を議題といたします。
予算に関する説明書に基づき、所管の部長から費目順に、再度、説明を受けます。吉岡市民部長。
103
◯吉岡源裕市民部長 それでは、議案第2号、平成27年度生駒市一般会計予算のうち市民部の所管分につきましてご説明を申し上げます。
まず、予算に関する説明書の34ページ中段をお願いいたします。
款2、総務費、項1、総務管理費、目10、人権施策費につきましては、人権施策審議会の運営や市民集会の開催など、人権啓発に要する経費を計上しております。
次に、35ページをお願いいたします。
目11、交通対策費のうち市民部が所管しておりますのは、交通安全運動の実施、ゾーン30等の生活道路の安全対策、また、コミュニティバスによる光陽台線の運行及び新たに市立病院への延伸に要する経費、また、ベルテラスいこま駐車場の経費を計上するとともに、平成27年度末で指定管理期間が終了することから、新たに債務負担行為を設定しております。
次に、36ページ下段から37ページをお願いいたします。
目14、諸費のうち市民部が所管しておりますのは、法律相談や平和事業、また、市民の安全意識の高揚及び自主防犯活動を推進するために要する経費でございます。
次に、目15、男女共同参画費につきましては、各種セミナーを始めとする啓発事業や女性相談など、男女共同参画プラザの運営に要する経費を計上しております。
続きまして、38ページから39ページをお願いいたします。
項2、徴税費、目1、税務総務費につきましては、税務職員の人件費の他、ふるさと生駒応援寄附の採納及び基金に積み立てる経費を計上しております。
次の目2、賦課徴収費につきましては、納付環境の整備として、ペイジー納付の開始や社会保障・税番号制度に係るシステム改修など、賦課徴収に要する経費を計上しております。
次に、40ページ中段から41ページをお願いいたします。
項3、戸籍住民基本台帳費、目1、戸籍住民基本台帳費につきましては、職員の人件費と市民課の窓口業務の一部を民間委託する経費や、新たにコンビニ交付事業において市外在住者の本籍地証明の交付を追加するとともに、社会保障・税番号制度が開始されることから、通知カード及び個人番号カードの交付に要する経費を計上しております。
次の目2、住居表示整備費につきましては、住居表示の実施に係る経費でございます。
続きまして、少し飛びまして、52ページ中段から53ページをお願いいたします。
款3、民生費、項1、社会福祉費、目7、人権文化センター運営費につきましては、人権文化センターの管理運営に要する経費、及び、新たにセンターの耐震補強工事等を実施する経費を計上しております。
次に、少し飛びまして、73ページ中段をお願いいたします。
款5、産業経済費、項2、商工費、目5、消費生活費につきましては、消費生活相談等を実施する消費生活センターの運営に要する経費を計上しております。
最後に、少し飛びまして、98ページをお願いいたします。
款8、教育費、項5、社会教育費、目4、人権教育推進費につきましては、日本語教室の開催、人権教育推進協議会への補助など、人権教育の推進に要する経費を計上しております。
以上でございます。よろしくご審査賜りますよう、お願い申し上げます。
104
◯下村晴意委員長 続いて、坂本福祉部長。
105 ◯坂本千鶴福祉部長 続きまして、福祉部が所管いたします予算につきましてご説明申し上げます。
予算に関する説明書の46ページ下段から48ページをお願いいたします。
款3、民生費、項1、社会福祉費、目1、社会福祉総務費につきましては、職員の人件費や民生児童委員活動費交付金、社会福祉協議会補助金の他、昨年に引き続き、消費税率が8%に引き上げられることに伴う低所得者への臨時的な措置としての臨時福祉給付金に係る経費を計上いたしております。
次に、48ページ中段の目2、国民年金費につきましては、国民年金事務に係る職員の人件費と事務的経費でございます。
同じく48ページ下段から50ページにかけての目3、障がい者福祉費は、身体・知的・精神障がい者の障害福祉サービス費を始め、障がい者の医療費助成、特別障害者手当等の給付、また、生活支援センターや地域活動支援センターの運営補助等に要する経費が主なものでございます。また、自傷行為や他害行為などの問題行動に対応するため、強度行動障がい相談支援事業に係る費用や、精神障がい者の医療費助成の拡充分を含めた経費を新たに計上いたしております。
同じく50ページ中段から51ページ中段にかけての目4、老人福祉費につきましては、緊急通報や位置確認システムなど、高齢者の緊急時の支援対策に係る経費の他、金鵄の杜倭苑の指定管理料及び耐震補修に係る費用やRAKU-RAKUはうすの指定管理料、並びに、新たに開設いたします、あすか野介護予防拠点施設に係る管理運営費でございます。また、老人クラブやシルバー人材センターに対する補助、高齢者交通費助成など、高齢者の
生きがい対策事業に係る費用が主なものでございます。
同じく51ページ下段から52ページにかけての目6、介護保険費につきましては、介護保険制度の改正及び介護予防・日常生活支援総合事業の実施に伴うシステム改修に要する経費、本市独自の施策であります低所得者の居宅サービスの利用者負担を軽減する介護サービス利用者支援事業に要する費用、並びに、介護保険特別会計への繰出金を計上いたしております。
続きまして、53ページ中段の目8、福祉センター費は、福祉センターの運営に係る社会福祉協議会への指定管理に要する経費が主なものでございますが、高齢者や障がい者の契約等に関わる権利を擁護するため、同センター内に設置を予定している権利擁護センターの改修に係る工事請負費を計上いたしております。
少し飛びまして、58ページから59ページにかけての項3、生活保護費、目1、生活保護総務費は、今年度から実施します生活困窮者の自立相談支援事業費の他、職員の人件費と事務的経費が主なものでございます。
次に、目2、扶助費につきましては、生活保護受給世帯への生活扶助を始めとする住宅、医療等の自立支援に向けた経費でございますが、経済情勢も回復基調にはあるものの、直ちに雇用の広がりや賃金への反映に結び付きにくいことから、前年度当初予算と比べ、若干増額した経費を計上いたしております。
最後に、59ページの項4、災害救助費、目1、災害救助費につきましては、災害見舞金等で前年度とほぼ同額の予算を計上しております。
以上が福祉部の所管に係る予算でございます。よろしくご審査賜りますよう、お願いいたします。
106
◯下村晴意委員長 最後に、上野こども健康部長。
107 ◯上野和久こども健康部長 それでは、こども健康部所管の予算につきましてご説明申し上げます。
予算に関する説明書の49ページ下段からお願いいたします。
款3、民生費、項1、社会福祉費、目3、障がい者福祉費の節20、扶助費におきましては、身体及び知的障がいの方に対する心身障害者医療費助成に要する経費を計上しております。
続きまして、50ページから51ページにかけましての目4、老人福祉費の節20、扶助費におきまして、重度心身障害老人等の医療費助成に要する経費を計上しております。
51ページ下段の目5、後期高齢者医療費は、後期高齢者の健康診査委託料や療養給付費負担金、また、後期高齢者医療特別会計への繰出金が主なものでございます。
続きまして、53ページ下段から55ページ中段にかけての項2、児童福祉費、目1、児童福祉総務費につきましては、子育て家庭のニーズを把握し、適切な施設や事業等を円滑に利用できるよう、相談員を配置する利用者支援事業、及び、みっきランド運営などの子育て支援に係る経費、また、
白庭台地区で民間の社会福祉法人が整備を計画しております120名定員の保育所に対する施設整備費補助金、子ども医療費助成費等を計上しております。また、消費税率の引上げの影響等を踏まえ、子育て世帯に対して臨時特例的な給付措置として実施いたしました子育て世帯臨時特例給付金が平成27年度も継続されることが決定したため、子育て世帯臨時特例給付金を支給する経費につきましても計上させていただいております。
次に、55ページの中段、目2、児童保育費は、市内私立保育所及び市外保育所への保育の実施等に係る保育実施負担金が主なものでございます。
続きまして、55ページ中段から56ページ中段にかけての目3、保育所費は、公立保育所4園の管理及び運営に要する経費でございます。
続きまして、56ページ下段から57ページ上段にかけての目4、母子父子福祉費は、一人親家庭等の生活の安定と自立を助けるひとり親家庭等医療費助成及び児童扶養手当の支給に係る経費、一人親家庭の自立を支援する高等技能訓練促進事業に要する経費が主なものでございます。
次に、57ページ中段の目5、児童館運営費は、小平尾南児童館の運営に係る経費でございます。
続きまして、60ページ上段の項5、国民健康保険費、目1、国民健康保険費は、国民健康保険特別会計への繰出金を計上しております。
次に、60ページ中段から61ページ中段にかけての款4、衛生費、項1、保健衛生費、目1、保健衛生総務費は、主に乳幼児健康診査や妊婦一般健康診査を始めとした母子保健事業に係る経費でございます。乳幼児健康診査につきましては、平成26年度と同様に、3カ月、7カ月、12カ月及び3歳6カ月児を個別方式により、また、1歳6カ月児を集団方式により計5回実施いたします。妊婦一般健康診査につきましては、14回までの公費負担を引き続き実施いたします。病院事業につきましては、市民のいのちを守る医療基金として積み立てた寄附金の一部を取り崩して市立病院の備品を購入するとともに、基金に係る預金利息の積立金を計上しております。また、地方公営企業への繰出し基準に基づく負担金及び補助金、起債対象経費以外の経費に充てるための病院事業会計への長期貸付金を計上しております。
次に、61ページ中段から62ページの中段にかけての目2、予防費は、予防接種、がん検診、休日夜間応急診療の実施等に係る経費を計上しております。予防接種では、平成26年10月に新たに定期予防接種として位置付けられました水痘及び高齢者肺炎球菌の各ワクチンを、1年間を通じて実施いたします。
続きまして、62ページ中段の目3、健康センター管理費は、セラビーいこまの管理に要する経費でございます。
続きまして、30ページほど飛びます。93ページ下段から94ページにかけてでございます。
款8、教育費、項4、幼稚園費、目1、幼稚園費は、幼稚園の管理運営や各園の施設整備並びに講師の配置に要する経費等を計上させていただいております。
最後に、目2、幼稚園施設整備費は、生駒台幼稚園改築工事に係る仮設園舎リース料、及び園児用ロッカー等を購入する備品購入費、市内初の公立こども園となる
南こども園の調理用備品や園児用ロッカー等の備品購入費が主なものとなっております。
以上がこども健康部の所管に係ります説明でございます。よろしくご審査賜りますよう、お願い申し上げます。
108
◯下村晴意委員長 本案について、
分科会委員による質疑に入ります。
質疑等ございませんか。
上原委員。
109
◯上原しのぶ委員 概要の4ページ、教育・保育施設等の利用者支援事業とあるんですけれども、専任相談員は何人ぐらいで対応されるのでしょうか。
110
◯下村晴意委員長 三原子育て支援総合センター所長。
111 ◯三原敦子子育て支援総合センター所長 常時1名の配置を考えております。
112
◯下村晴意委員長 上原委員。
113
◯上原しのぶ委員 1名で、もし何かあったときの予備とかはとっておられないんですか。
114
◯下村晴意委員長 三原所長。
115 ◯三原敦子子育て支援総合センター所長 この事業と申しますのは、行政の相談とは視点の異なる、当事者目線に立った寄り添い型の支援事業ということで考えておりまして、実際には、ふだんから地域連携機能を通じて地域ごとの施設、事業、取組など子育て支援に関わる社会資源について必要な情報を収集・蓄積・整理しておきまして、相談を受けたときに、その子育て家庭が抱えている課題は何かですとか、その背景ですとか要因は何か、それを解消するためにどんなサービスや支援を必要としているのかを見極めて、その家庭にふさわしい制度や施設の情報を提供し、必要に応じてアドバイスを行うものというふうに考えておりますけれども、利用者支援事業として新規に雇う予定をしているんですけれども、その方がすぐにそういうことになれるのかというと、ちょっとそこの方は疑問に感じておりまして、実際には、今いる職員が生駒市内の制度ですとか施設の状況をかなり把握はしておりますので、そちらの方で対応はできるものと考えております。
116
◯下村晴意委員長 上原委員。
117
◯上原しのぶ委員 ちょっと私も、今おっしゃった情報収集とか提供、相談、助言というふうに今おっしゃったんですが、それは、言葉としてはそうなんですけれども、具体的にはどういうふうな、何と言うのか、ハードルを低くして市民が気軽に相談できるような、そういう状況なのかどうか、そこら辺、もう一度教えていただけますか。
118
◯下村晴意委員長 三原所長。
119 ◯三原敦子子育て支援総合センター所長 そうです。今おっしゃっていただきましたように、この事業の目的自体は、ハードルを低くして、各家庭の個別のニーズを把握するというところに主眼があります。
120
◯下村晴意委員長 上原委員。
121
◯上原しのぶ委員 言葉から言えば、教育・保育施設等の利用者支援事業ということですので、教育とか保育に関わることで、親御さん、保護者とか、市民が悩みを持ったときにいろいろと対応していただけるところかなというふうに認識しているんですが、それでよろしいんでしょうか。
122
◯下村晴意委員長 三原所長。
123 ◯三原敦子子育て支援総合センター所長 おっしゃるとおりでございます。
124
◯下村晴意委員長 上原委員。
125
◯上原しのぶ委員 じゃ、次、質問を変えます。
概要の4ページのところに、新規の事業で赤ちゃんの駅整備事業というのがあるんです。これは、読んで分かるように、事業としてはとてもいい事業なのではないかと思うんですが、施設の中身、例えば広さとか、あと、設備等、具体的な内容をもうちょっと詳しく教えていただければと思って質問いたします。
126
◯下村晴意委員長 三原所長。
127 ◯三原敦子子育て支援総合センター所長 赤ちゃんの駅の整備事業でございますけれども、平成27年度では、幾つかの公立保育園や公立幼稚園の方でモデルスペースとして整備を行う予定をしております。
整備の内容といたしましては、空きスペースですとか空き教室に、必要に応じて簡単に設置できるように、折り畳み式のおむつ交換台ですとか間仕切り用パーティションを整備する予定でございます。
128
◯下村晴意委員長 上原委員。
129
◯上原しのぶ委員 ということは、幼稚園などの既存の施設を使ってこういう事業を整備されるという、そういう認識でよろしいんでしょうか。
130
◯下村晴意委員長 三原所長。
131 ◯三原敦子子育て支援総合センター所長 今年度に関しましては一応そういうふうな予定をしておりますけれども、今後は、モデルスペースの利用状況ですとか市民のニーズなどを見ながら。
132
◯下村晴意委員長 これ、
補正予算や。すみません、じゃ、変えてください。
上原委員。
133
◯上原しのぶ委員 ごめんなさい。じゃ、次の質問に行っていいですか。
134
◯下村晴意委員長 上原委員。
135
◯上原しのぶ委員 説明書の61ページで概要の4ページのところですけれども、これは毎回しつこく言っているんですけれども、妊婦一般健診の助成ですけれども、昔、県の知事が、12市は9万5,000円というふうに助成をするように言われたんですけれども、生駒市だけは8万5,000円の助成となっているんですが、当時は、生駒市の妊産婦の健診状況で必要なお金が8万5,000円で十分だということを聞いていたんですが、今の現状と今後の見通し、どういうふうに思っておられるのか、お聞かせください。
136
◯下村晴意委員長 近藤課長。
137 ◯近藤桂子健康課長 現状でございますけれども、平成25年度の支払いの実績といたしましては、実際の健診費用に対しまして約90%の助成をしておりますので、現段階では必ずしも不足しているというふうには認識はしていない状況です。
138
◯下村晴意委員長 上原委員。
139
◯上原しのぶ委員 90%ということは平均で90%という認識ですか。というのは、なぜこういうことを聞くかというと、やっぱりそれぞれの症状によってかかってくる費用が違ってくると思うんです。その辺、今の90%というのは何に対しての90%ですか。
140
◯下村晴意委員長 近藤課長。
141 ◯近藤桂子健康課長 こちらは妊婦健康診査ということで、一般的に、項目については特に指定はしておりません。自治体によっては項目を指定しているところもありますけども、生駒市に関しては項目に対しての指定はしていない状況です。
あと、
上原委員さんがおっしゃったように、症状とかになってきますと、そちらは健診ではなく医療保険という取扱いになりますので、その場合の自己負担3割に関しては助成の対象となっておりませんので、また別途、違う判断になってくるかなというふうに思っています。
142
◯下村晴意委員長 他に。角田委員。
143 ◯角田晃一委員 予算の概要の43ページ中ほどに、市民部所管でコミュニティバス運行の光陽台線の延伸(病院線の運行開始)ということで、6月開院に向けての検討かと思いますが、光陽台線、北新町等々を通って。患者さんは北からしか来ないわけじゃないので、今、南の方にもコミュニティバスが走っていますが、それを延伸するというような、この後の計画とかそういうのはありませんか。この延伸、これはこれで理解しますけど、必要なことやと思いますけれども、まだそういうのは想定には入っていないのか。
144
◯下村晴意委員長 今井部長。
145
◯今井正徳企画財政部長 コミュニティバスにつきましては、地域公共交通活性化協議会において様々なルートとかを検討しているんですけれども、ご承知のように、昨年からは2ルートを増やしております。他のところから病院へという部分につきましては、現時点におきましては、公共交通があるところということで考えておりますので、今、コミュニティバスというのは公共交通がないところということでしておりますので、現時点では、今の光陽台線と北新町線について病院まで延伸するという、今の既存のルートの中で病院へ行くというふうなことで考えております。以上です。
146
◯下村晴意委員長 角田委員。
147 ◯角田晃一委員 続けて、45ページの福祉部の民生児童委員活動支援のところで、前年度予算よりも、わずかですけど、減額されているんです。先ほども、高齢者介護等々の中で民生委員のお話については、お答えとしては、民生委員の方は大変なので地域力を活用してというようなお答えもあったかと思うんです。つまり、民生委員、今、164人ですか、本当に大変な仕事をしておられることについて、
市民福祉委員会からも提言を出しておりまして、その中の表現としては、いわゆる民生委員に関する「拡充」という表現だったと思うんですけども、拡充をするべきではないかというような提言だったと思うんですけども、ここはちょっと理解に苦しむので、ご説明いただけませんかね。
148
◯下村晴意委員長 安達課長。
149 ◯安達博臣高齢福祉課長 こちら、県からの補助の分でございますけども、1人当たり100円減額されております。だから、その分、164名分が、掛ける100ということで減額になっておりますけども、市からの補助、1人当たり7万円についてはそのままにしております。(「人数や。人数が同じか」との声あり)人数は、現時点では164名のままでございます。
150
◯下村晴意委員長 角田委員。
151 ◯角田晃一委員 減額されて、それはそのままで、市としては、知らんよと言ったら、どう言うかな、そのままだというようなところが。例えば地域力という発言がありましたから、地域力を拡充して民生委員をサポートするんだというような発想であれば、それはそのようにお答えいただければいいんですけれども、これだけ見ていると、やっぱり大変な状況はまだまだ続くなというふうに受け止めるわけですよ。そういうようなことでお答えいただければ。
152
◯下村晴意委員長 安達課長。
153 ◯安達博臣高齢福祉課長 164名については、以前から不足すると。最近も、毎月、役員会、私も出席させていただいていますけども、ある地域によっては、受け持ち、担当の世帯が、本来は360までということになっていますけども、700ぐらい持っておられるところもあるということでございますので、今、県に対する要望をするための資料を作っている段階でございます。6月ぐらいに、また次回の一斉改選のヒアリングがあると聞いておりますので、そこで一定の増員の要望はしていきたいと考えております。
154
◯下村晴意委員長 角田委員。
155 ◯角田晃一委員 今そのお話をしようと思いましたけど、お答えがあったので、是非、拡充という意味は、当然、報いるということでございますが、それと、人数の点もこれから増やしていただくように努力していただきたい。
続きまして、もう1つ。
156
◯下村晴意委員長 角田委員。
157 ◯角田晃一委員 47ページの一番下に、あすか野介護予防拠点施設、これは新規で、工事も進んでおる、進捗状況、私は日々見ているわけですけれども、これの全体の、地域包括支援センターもありますし、そういったものの中での位置付け、これがどういうふうに位置付けられるのかということですが。
158
◯下村晴意委員長 安達課長。
159 ◯安達博臣高齢福祉課長 各階の、施設の中身でございますけども、2階の方は介護予防の方が来ますねんけども、1階が空きますので、こちらの地域につきましては高齢者もかなり多いということでございますので、今やっている介護予防の事業をこの1階で充実させて、例えばパワーアップ教室、地域型体操教室、サロン、脳の若返り教室等々、この地区で実施させていただきまして、介護予防につなげていきたいというふうに考えております。
160
◯下村晴意委員長 角田委員。
161 ◯角田晃一委員 是非、それはよろしくお願いします。
それと、工事の進捗状況を見まして、あれ、角っこにありますから、入り方と言うのかな、車が入るところでの工事中の周辺住民のクレームとか、そういったことについてはどうでしたか、どうでしたかと言うか、今もあるのかもしれませんが。
162
◯下村晴意委員長 安達課長。
163 ◯安達博臣高齢福祉課長 その辺は重々気を付けるようにということで工事業者にお伝えしておりまして、一応、工事が始まる前に安全員に立ってもろうて確認してもろうてますので、苦情等は一切ございません。
164
◯下村晴意委員長 角田委員。
165 ◯角田晃一委員 それから、最後にですが、48ページの9番目、生活保護、生活困窮者自立相談支援事業、新規で初めて取り組まれると。これは国、県の支出が1,000万あって、市の一般財源としては300万ぐらいの事業ですが、去年にちょっと始まって、今年から、これは新規・主要事業調書を見ますと、どこまでやるのか、継続ということで、やり続けますよというような書きぶりになっているんですけれども、これ、簡単に言いますと、生活保護を受けられないようにと言うのか、生活保護にならないように、その前でこの事業を展開して、ぎりぎりまで、これを見ますと、いろんな支援をしてとどめるんだと。こういうように理解しているんですが、そんな理解でよろしいですか。
166
◯下村晴意委員長 細川課長。
167 ◯細川隆庸保護課長 委員さんのおっしゃるとおりでございます。
168
◯下村晴意委員長 角田委員。
169 ◯角田晃一委員 その場合に、じゃ、具体的にどうするのかと言いますと、ケースワーカー2名で、想定の年間相談件数100件、そのうち、ちょっと厳しいもの5%ぐらいということで、それで対応するんだということなんですけど、これで大丈夫ですか。
170
◯下村晴意委員長 細川課長。
171 ◯細川隆庸保護課長 まだ4月から始まるというところでございますので、万全かどうかというのはちょっと分からないところでございます。やってみてというところでございます。
ただ、既にモデル事業としてやっているところが他市にございますので、その辺のところを聞きますと、大体その辺の数字で推移しているかなというふうにはお聞きしておりますので、そういうことで見積りは立てさせていただいたというところでございます。
172
◯下村晴意委員長 角田委員。
173 ◯角田晃一委員 もう1点だけ、最後に、それに関連して。
いわゆる特異な表現として、寄り添い型支援という表現がございまして、分かったような、ちょっと分からないような、行政として、この寄り添い型支援というのはどのように理解して、どのようにされようとしているのか、それだけちょっと最後に教えてください。
174
◯下村晴意委員長 細川課長。
175 ◯細川隆庸保護課長 従前、私ども、生活保護の担当の方でもいろんな相談を受けてきたところではございますけども、この事業につきましては、もちろん相談しに来られた方の同意というのはもちろん大前提になるわけなんですけども、同意をいただいた上で、計画というものをお作りしまして、その計画に従って、その方の自立した生活を維持していけるようにサポートしていこうということでございます。
例えば障害年金なんかがもらえそうですよというような方についても、従前でしたら、年金事務所へ行ってちょうだいとか、病院で診断書をとって行ってちょうだいとかいうようなことで終わっていたかと思うんですけども、その辺のところ、病院まで一緒に行って、こういう方ですので、こういう診断書が出ますかとか、あるいは、年金事務所の方へ一緒に行って、その辺の手続きをしていただいてとかいうふうな形で、確実にその辺の社会的な資源が活用できるようにというふうなところを実施していこうという事業でございます。
176
◯下村晴意委員長 他にございませんか。山田委員。
177 ◯山田耕三委員 角田委員にちょっと関連しまして、概要の47ページに戻っていただきまして、あすか野介護予防拠点施設なんですけど、先ほどの位置付けという部分でもう一度お聞きしたいんですけど、まず、そもそもなぜ、あすか野のあの場所を選定されたのか、場所があったからではなくて。
178
◯下村晴意委員長 安達課長。
179 ◯安達博臣高齢福祉課長 元々、地域包括支援センターが本来の担当区域以外のところにあったと。やはりその地域に持ってきたいということで、今ある消防施設が空いているということで、そこへ来られると。そしたら、1階の部分について、今、倉庫になっていますけども、それも北分署の分、移動されましたから、備蓄の資材は全部持っていきはった、空いたということで、これ、何かに使えないかということで検討しました。その中で、前回、
補正予算で認めていただいたと思いますけども、この施設を整備して介護予防の方に使っていったら、より効果的なものになるんじゃないかということで、こういう形になったものでございます。
180
◯下村晴意委員長 山田耕三委員。
181 ◯山田耕三委員 1階にパワーアップ教室とかサロンとかを持ってくるという形をおっしゃいましたけども、2階に介護予防という形になっておられましたけども、具体的に、2階で介護予防のどのような形で教室を開かれるのか、若しくは勉強会をするのかというのは、どのような形を採られるんでしょう。
182
◯下村晴意委員長 安達課長。
183 ◯安達博臣高齢福祉課長 いや、2階には地域包括支援センターが来ますので、1階でそういった事業をやっていくというふうに考えています。
184
◯下村晴意委員長 山田委員。
185 ◯山田耕三委員 勘違いしていました。どうもすみません。
186
◯下村晴意委員長 他にございませんか。惠比須委員。
187 ◯惠比須幹夫委員 概要の方の3ページの下の方なんですが、ペイジーでの市税の納付が開始ということで、これについては他の自治体でも先行事例等もあるかとは思うんですが、それと照らして、どの程度の利用を見込まれるのか、目標とされるのかということについて何か想定されるものがありましたら。
188
◯下村晴意委員長 奥田課長補佐。
189 ◯奥田吉伸収税課課長補佐 ペイジー納付に関しまして、4月から実施を考えておるところでございますけれども、今現在、納付環境の整備ということでコンビニ納付がございます。そういったものが幾らか移行できればというふうに考えておりますので、多くの利用ができればということだけを考えております。以上です。
190
◯下村晴意委員長 惠比須委員。
191 ◯惠比須幹夫委員 これ、ちょっと確認なんですが、ネット環境があれば利用できる金融機関について、ちょっと教えていただきたいんですけども。
192
◯下村晴意委員長 奥田課長補佐。
193 ◯奥田吉伸収税課課長補佐 今、都市銀行に関しましてはペイジーの方が利用が可能です。また、地銀でも南都銀行ということでございますので、市内の方ではかなり多くの利用が可能かと考えております。
194
◯下村晴意委員長 惠比須委員。
195 ◯惠比須幹夫委員 足も運ばずして、手数料も要らずして納付もできるということで、非常に利便性も高いと思いますので、しっかりその辺は周知していただければと思います。
もう1つ。
196
◯下村晴意委員長 惠比須委員。
197 ◯惠比須幹夫委員 概要の方の7ページの下の方で、以前から取り組まれている延長であると思うんですが、ジェネリック医薬品の啓発・普及、療養費レセプト点検という部分なんですが、これまでの経過を踏まえて、今年度、どういった取組を計画されているのか、お聞かせ願えますでしょうか。
198
◯下村晴意委員長 堀内課長。
199 ◯堀内秀格国保医療課長 今までジェネリック、かなり生駒市は先進的に普及活動をやってまいりました。昨年末に議員の皆様にお知らせさせていただいたんですけども、ジェネリックの推奨薬局の制度を、薬剤師会さんの方と協力体制をとりまして、新たにその辺が大きく、28薬局と共に推進をしていくということにもなっております。それ以外にも、今も封筒等に、市民課の窓口封筒とか私どもの課で送っている封筒にもジェネリックのキャッチコピーを載せさせていただいているんですけども、薬剤師会さんとも協力体制のもとで、薬袋にもそういったジェネリックの普及のキャッチコピーを載せていただくということで10薬局ほどに賛同していただいていますので、徐々に、切替えのときにはそういった形でPRもさせていただきたいなと思っております。以上です。
200
◯下村晴意委員長 他にございませんか。
上原委員。
201
◯上原しのぶ委員 先ほどの角田委員の質疑と関連するんですが、先ほどあった、概要7ページの生活困窮者自立相談支援事業についてもう少し詳しく教えてほしいんです。
というのは、これ、非常にプライバシーに関わる重要な事業だと思うんですが、相談員という方は、ケースワーカーとか、何か資格を持った人がきっちり当たられるのかどうか、そこを確認させてください。
202
◯下村晴意委員長 細川課長。
203 ◯細川隆庸保護課長 相談員につきましては、国の指定する相談員養成研修というものを受講していただくということになってございます。4月から始まるんですけども、3月の中旬になって、まだはっきりしたものが決まっていないというのはちょっと不安なところがあるんですけども、一応、その相談員養成研修を受講した者という縛りがございます。
ただ、全国の市、福祉事務所のあるところが全部これを実施するということになってございます。そうしますと、モデル事業をやっているところについては既にそれを受けておられるということはあるんですけども、それでも、受講者の絶対数が不足してございますので、一定、例えば社会福祉士であるとか保健師さんであるとか、あるいは、このような相談業務というものに携わった経験があるというふうな方でもって、当面は、そのような方が対応してもいいというふうな経過措置もあるというふうにこちらの方は聞いております。
204
◯下村晴意委員長 上原委員。
205
◯上原しのぶ委員 何人ぐらいで対応される計画をしておられますか。
206
◯下村晴意委員長 細川課長。
207 ◯細川隆庸保護課長 社会福祉協議会の方にこの事業を委託してやっていただこうということで予定しております。2名で体制を組んでいただくということでお願いしております。社会福祉協議会の方には、先ほど申し上げましたような資格のある方、あるいは相談業務に精通された方という方が割とおられますので、仮に1名が休まれても、また他の方が代わりにやっていただけるというようなことで、体制としては2名ということでお願いしたいということで考えております。
208
◯下村晴意委員長 上原委員。
209
◯上原しのぶ委員 ありがとうございました。
次の質問です。
概要の8ページと、あと、47ページにも載っているんですが、高齢者の交通費助成制度、いわゆる生きいきカードなんですが、現在は1万円ということなんですが、私の方なんかは北部の方に住んでいますので、1万5,000円に戻してほしいという、かなり要望が強くあるんですが、これ、1万5,000円ぐらいに戻したら予算はどれぐらいになって、厳しいのかどうか、状況を教えてください。
210
◯下村晴意委員長 安達課長。
211 ◯安達博臣高齢福祉課長 確かに今の予算の1.5倍になりますから、2億が3億ということで、単純計算で1億以上上がると計算できると思います。
212
◯下村晴意委員長 上原委員。
213
◯上原しのぶ委員 担当課の方なので、全体じゃないんですけれども、1.5倍になると非常に難しい、厳しいという状況でございますか。
214
◯下村晴意委員長 安達課長。
215 ◯安達博臣高齢福祉課長 政策的な判断もございますけども、担当課としては、やはりこれまでの経過、経緯がございますので、厳しいかなと思っております。
216
◯下村晴意委員長 上原委員。
217
◯上原しのぶ委員 次ですけれども、予算に関する説明書の50ページ、概要の47ページです。
委託料ということで、RAKU-RAKUはうす、金鵄の杜ということで出ているんですが、ちょっと関連でお聞きしたいんですが、これは1人200円の利用料を徴収されることになりましたけれども、どれぐらいの収入を見込んでおられますか。
218
◯下村晴意委員長 安達課長。
219 ◯安達博臣高齢福祉課長 以前もお答えしたかと思いますけども、RAKU-RAKUはうすの方で、200円の徴収で283万、それから、金鵄の杜の方ですけども、同じく126万ということで増収を見込んでおります。
計算式の方ですけども、25年度の利用実績を、7月から値上げしますから、12分の9カ月を掛けた計算でしております。
220
◯下村晴意委員長 上原委員。
221
◯上原しのぶ委員 これは私の意見なんですけれども、200円の利用料が徴収されるようになっても利用率は下がらないと考えておられますか。どうでしょうか。
222
◯下村晴意委員長 安達課長。
223 ◯安達博臣高齢福祉課長 やってみな分かりませんけど、多少は下がるかも分かりません。というのは、現在も、これは今年度の分を全部調べていますけども、どちらの方もちょっと減っています。それは値上げという以前からちょっと減っているという状況でございます。
224
◯下村晴意委員長 上原委員。
225
◯上原しのぶ委員 これは要望なんですけども、やはりこれから高齢化社会に向けてですので、高齢者の方が生き生きと外に出られるように、できればこういうものは無料にしていただきたいということを申し上げておきます。
次の質問、よろしいですか。
226
◯下村晴意委員長 上原委員。
227
◯上原しのぶ委員 概要の47ページのシルバー人材センターについて、これは、今度、場所が移られましたけれども、シルバー人材センターについて、市としてはどういう対応で、どういう考えを持っておられるのか、まず、そこからお聞かせください。
228
◯下村晴意委員長 安達課長。
229 ◯安達博臣高齢福祉課長 シルバー人材センターの方におかれましては、以前から分散していると。事務所は市役所、作業所はエコパーク、それから、それに使う車の駐車場は2カ所、3カ所と分かれているので、何とか1カ所に集約してほしいという要望はずっとありました。
そこで、今回、1カ所に集中できるということで、そちらの方に行かれたということでございます。
230
◯下村晴意委員長 上原委員。
231
◯上原しのぶ委員 ということは、以前から持っておられた課題は一応クリアしたということでいいんでしょうか。
232
◯下村晴意委員長 安達課長。
233 ◯安達博臣高齢福祉課長 事務効率的なことを考えましたら、効率性は上がったものと考えております。
234
◯下村晴意委員長 上原委員。
235
◯上原しのぶ委員 ありがとうございます。
次、概要の48ページで予算に関する説明書の52ページですけれども、介護サービス利用者支援事業、これは低所得の方に対しての支援事業だと思うんですけれども、これ、利用状況はどんなものか、ちょっと教えてください。
236
◯下村晴意委員長 奥田課長。
237 ◯奥田孫彦介護保険課長 利用状況につきましては、平成25年度の決算ベースで498人、668万2,000円の給付という状況でございます。
238
◯下村晴意委員長 上原委員。
239
◯上原しのぶ委員 当初は7%の助成をしておられて、それが5%になって、今、3%ということなんですが、仮にこれを5%というふうに2%アップしたら、かなり経費はかさみますか。
240
◯下村晴意委員長 奥田課長。
241 ◯奥田孫彦介護保険課長 単純計算で、25年度の決算ベースが、今申し上げましたように668万2,000円、700万程度という形で概算で試算をしますと、5%になりますと約1,200万円の給付額になります。一応、その程度の試算ということになります。
242
◯下村晴意委員長 上原委員。
243
◯上原しのぶ委員 これは低所得の方が対象だと思うんですけれども、やはり介護を利用しないといけないという状況の中で、こういう支援事業は非常に助かっておられるということも聞いておりますので、できれば、5%に戻せるようであれば、努力もしていただきたいと。これは要望にとどめておきます。終わっておきます。
244
◯下村晴意委員長 他に。
樋口清士委員。
245
◯樋口清士委員 説明書の49ページ、精神障がい者の医療費助成のところです。
昨年の9月の議会で、我々は精神障がい者の1級、2級に対する医療費助成を求める請願、これを採択したところでございまして、一応、市の方からは、2級以下の実施については今回しないと。将来にわたって排除する考え方はないという旨のことも示されていたということなんですが、県の方は既に実施を決めているという中で、市としても、やっぱり早々に実施すべきではないかと考えますが、これについてのお考えはいかがなものでしょうか。
246
◯下村晴意委員長 平尾課長。
247 ◯平尾嘉宏障がい福祉課長 委員ご指摘のように、議会の意思決定と私どもが実施する中身が違うということに対しては、私ども、問題意識は十分持ってございます。
ただ、県が、実施するようにということを県のスキームとしては考えてございますが、この実施主体は、あくまで法的には各市町村になります。そういった点からいたしまして、私ども、まずは1級からは始めさせていただきたいと。この前の請願に対する私どもがご回答申し上げた中身でございます。これを、くどいような話になりますが、将来にわたって固定化するといったような考えは、今のところ、持っておりません。以上でございます。
248
◯下村晴意委員長 樋口委員。
249
◯樋口清士委員 平成27年度は実施をしないと。その先は分からないけれども。一方で、将来的には実施しないことはないと。将来にその可能性があるというのは、どういう理由で、要は、今しないで、将来はできるかもというのは、どういう理由でそこが可能になってくるのかというところは。
250
◯下村晴意委員長 平尾課長。
251 ◯平尾嘉宏障がい福祉課長 あくまでこの施策は法的根拠に基づく施策ではございません。そのときの政策判断というものがございますので、この事業が開始されるというときの政策的判断としては、まずは1級から始めたいという中身でございますので、27年度については1級から始めるということでございます。以上でございます。
252
◯下村晴意委員長 樋口委員。
253
◯樋口清士委員 つまり、議会としての判断は、やるべしと。行政としての政策判断として、今はやらないという決定をしていると。そういう理解でよろしいですな。
254
◯下村晴意委員長 平尾課長。
255 ◯平尾嘉宏障がい福祉課長 ご指摘のとおりでございます。
256
◯下村晴意委員長 樋口委員。
257
◯樋口清士委員 ちょっと質問を変えます。
50ページの款3、民生費、項1、社会福祉費、目4、老人福祉費、この中に含まれると思うんですが、認知症対応施策推進事業、これがありますよね。この事業の内容について少し確認をさせてください。具体的に何をされるのか。
具体的な名称を書いていないので、これは多分、こちらの説明書には全く出てこないんじゃないかと思いますが、こっちの概要の方には事業名として上がっているものです。認知症対応施策推進事業。
258
◯下村晴意委員長 奥田課長。
259 ◯奥田孫彦介護保険課長 今の件につきましては介護保険の特別会計側でございますので、後ほどお願いいたします。
260
◯下村晴意委員長 樋口委員。
261
◯樋口清士委員 分かりました。じゃ、後ほど、その件については確認をさせていただきます。
じゃ、次に、ちょっと変えまして、61ページ、款4、衛生費、項1、保健衛生費、目1、保健衛生総務費の医療用備品、これは先ほど、篤志基金の話の中で少し説明もありましたが、ここで、事業の中身として出てきている備品の中身として、車椅子40台、
ロビーチェア18セット、これは病院の備品ということで間違いはないですね。
262
◯下村晴意委員長 石田課長。
263
◯石田浩病院建設課長 そのとおりでございます。
264
◯下村晴意委員長 樋口委員。
265
◯樋口清士委員 市立病院の管理運営に関する基本協定書の第19条の中に、医療機器その他の備品(医療情報システム、什器及び消耗品を含む)、相当幅広いものですけれども、これについては乙が整備し、これは指定管理者ですね、その維持管理、保守及び修繕に必要な経費は乙の負担とするとあるんですけれども、これ、何で市が買うんでしょうか。
266
◯下村晴意委員長 石田課長。
267
◯石田浩病院建設課長 確かに備品等につきましては指定管理者の方の準備ということになりますけれども、この度、寄附者の方から市の方に、市立病院の備品とか設備で使ってくださいということで寄附を頂きましたので、こちらの方でいろいろと、どういうのがふさわしいかということで検討させていただきました結果、こういう2つの備品が最もふさわしいだろうということで決定をさせていただきました。
268
◯下村晴意委員長 樋口委員。
269
◯樋口清士委員 いや、本来、市が買うべきもので、そこに充てていくというなら十分理解できるんですけど、指定管理者が買わないといけない、そろえないといけないものに対して、なぜこの寄附金を使うんだろうかというところは非常に疑問に感じますね。
もう1つ、この医療基金の目的を条例の中で見ていきますと、生駒市立病院の設備並びに地域医療及び地域福祉の充実に充てるということで、市立病院に限ったものではないと。篤志家の、その寄附された方の思いが市立病院に少し重きがあるということならば、それはそれで分かるんですけれども、ただ、その内容について、どこにお金を使うかということについては、もう少し考慮が必要なのではないか。要は、市が本来やるべきところにそのお金を充てていくということによって、その思いというのは達成されるんじゃないかというふうに思うんです。
指定管理者が本来そろえるべき、要は、放っといてもそろうわけでしょう、本来要るものについては。そこで、そろいませんでした、指定管理者はここまでしかできませんでしたということが明確になった上で、そこを補足的に何かやる必要があるねということでそこを利用するなら分かりますけれども、今、そこは見えてないわけですね。こちらから、これ、こっちでやりますよなんていうことを全く言う必要はない。指定管理者に、まず、必要最低限なものはそろえてもらう。その上で、こちらからやっていく、補足していく、これが本来の使い方と違いますかね。
270
◯下村晴意委員長 上野部長。
271 ◯上野和久こども健康部長 先ほど課長の方が申しましたように、特にやはり寄附していただいた、元職員であった方の親御さんでございますけども、非常に、やはり病院ということで思いがございます。それと、市立病院の備品でございますけども、いろいろ探しました、市が設置すべきものということを。なかなか市が設置するというところがございませんので、それと、車椅子というのは、生前、子供がお世話になったということで思いがございますので、これはやはり寄附していただいた方の意思を尊重しまして車椅子としたわけでございますけども、ただ、これにつきましても、一応、市が車椅子を考えるということで、グレード的にも通常より若干いいのをさせていただけるということで、やはり市民の方も利用していただくのに利便性も上がるということで選ばせていただいたところでございます。以上でございます。
272
◯下村晴意委員長 樋口委員。
273
◯樋口清士委員 例えばね、指定管理者側がこれぐらいのものしか用意できませんと。そのグレードを上げたいという市の思いがあって、その上げる分を、じゃ、これで補いましょうかということなら分かるんですよ。でも、全部、こっち持ちでやるというところがね。要は、役割分担を明確にしているのに、そこを踏み越えていくということが正しいのかなというところは疑問に思いますね。だから、この300万を市立病院に使っちゃ駄目なんていうことを言っているわけじゃなくて、中身についてもう少し考える必要があるんじゃないですかと。篤志家の方が目に見えるものがほしいということがあれば、それはそれで考えるところはあると思いますけれども、ただ、だからと言って、本来、指定管理者がそろえるべきものを市が代わってやるということは、ちょっと使い道としてと言うか、考えがちょっと浅いんじゃないのかなという気はいたします。
274
◯下村晴意委員長 小紫副市長。
275 ◯小紫雅史副市長 ただ今の
樋口委員のご指摘につきましては、非常におっしゃるとおりのところもあるかというふうに私も認識をいたします。もう一度、この医療用備品、実際にご寄附をいただいた方の強い思いというようなところももちろんくみながらではありますけれども、具体的にその中身について、それで検討した結果、今、部長から申し上げたような理由も含めて車椅子というようなこともあり得るのかもしれませんけれども、もう一度、中身についてはきちんと整理をしていきたいというふうに、そこは考えていきたいと思います。
276
◯下村晴意委員長 樋口委員。
277
◯樋口清士委員 使い道は若干変わる可能性があるという、その含みを持たせた上で、これは、今回、提案されるということでよろしいんですか。(「答弁、それしたら、それはあかんようになってしまうぞ。考え直すのか」との声あり)
278
◯下村晴意委員長 石田課長。
279
◯石田浩病院建設課長 この2つの備品につきましては、一応、寄附者のご了解と言うか、すごくコミュニケーションをとってしておりますので、今、これを変更するということは、基本的には勘弁していただきたいというふうに思います。(発言する者多し)
280
◯下村晴意委員長 樋口委員。
281
◯樋口清士委員 少し、言っていることが中で違うんですけれども、基本的に、寄附者の思いはここにありということで、その辺の調整はできているということなんですね。であれば、逆に、本来やらんといかん人がやっていない分は、じゃ、どこかで取り戻すんですかという話もあるわけですね。要は、ちょっとグレードを上げた車椅子なり何なりというようなところで、上乗せ分が出てくるわけですね。それと別途で、本来、指定管理者がこれだけは負担して、やらんとあかんという範囲があって、それに対して、じゃ、指定管理者は何を返してくれるんですかという話もあり得るわけですね。要は、形として残したいという寄附者の思いがあって、それを残すためにはこういうものしかありませんということで調整もして、であれば、今度は、指定管理者側が本来やらんとあかんところのものは、じゃ、何で返してくれますかという話は、指定管理者と少し議論をしておかないといけないんじゃないでしょうか。
282
◯下村晴意委員長 石田課長。
283
◯石田浩病院建設課長 例えば500万を寄附して、それを病院備品に使った、実際、指定管理者が払うべき、負担すべき500万は反射的に浮いてしまったというふうなことでございますけれども、この度、寄附された方がおっしゃいますのは、生駒市立病院という市立病院に、患者さんとかに使ってください、役に立てるようにしてくださいということでございまして、これが生駒市であろうが、指定管理者であろうが、どちらの出し分であろうが、そちらの方は別に一切、寄附者の方も関知と言うか、構わないですよというご意見を頂いていますし、市と指定管理者が一緒になって、タッグを組んで、この生駒市の医療を守っていこうという中で、どちらの負担だというふうなことをこういうところで議論をすることではないのではないかなというふうに思います。(発言する者多し)
284
◯下村晴意委員長 中谷議長。
285 ◯中谷尚敬議長 それね、もう一回教えてほしいねんけど、車椅子何台。
286
◯下村晴意委員長 石田課長。
287
◯石田浩病院建設課長 車椅子は40台でございます。
288
◯下村晴意委員長 中谷議長。
289 ◯中谷尚敬議長 徳洲会が本当は用意せなあかん台数全部をその篤志家の寄附金で賄うということなのか。
290
◯下村晴意委員長 石田課長。
291
◯石田浩病院建設課長 徳洲会と協議させていただきまして、外来20台、そして、病棟が20台、必要になるかなということで、その40台分を。
292 ◯中谷尚敬議長 全部やな。
293
◯石田浩病院建設課長 若干、数台は準備をすると思いますけれども。
294
◯下村晴意委員長 中谷議長。
295 ◯中谷尚敬議長 本来、徳洲会が40台を段取りせんならんと。そのうち20台はどうしても、それ、個人の意思があるから生駒市からしますと。それやったらまだちょっとぐらい納得できるわけや。徳洲会が用意せなあかん全てをその寄附金でするというのがちょっと納得いかんということは、それはええねんで、しゃあないねんから、せやけど、今、副市長の答弁とあなたたちの答弁が違うから、それ、はっきりしといてもらわんことには、考え直すような答弁やったら、ちょっとこれ、議案、出してもろうてたら賛成も反対もできへん。
296
◯下村晴意委員長 小紫副市長。
297 ◯小紫雅史副市長 申し訳ございません。今の諸々、いろんなご議論をいただいた上で、車椅子、ロビーの椅子ということが個人の篤志家の方の強い思いということも当然ございますし、それにつきましては、その方向で調整をしているというような話もございました。例えば車椅子、ロビー椅子をその寄附で整備をしたとして、じゃ、その残りの部分の、本来、指定管理者が出して、やらなければいけなかった分というものについて、例えば違う部分のところで何か整備していただくようなことがあるのかどうかとか、そういうふうな形の整理の仕方というのもあるのかもしれないと思いますし、その辺りは、今回、300万円を寄附で賄ったから、丸々、何か指定管理者がただ丸もうけしたというようなことではなくて、今回の医療用の備品としての車椅子、ロビー椅子というのは、寄附をいただいた方のご意思を尊重して、規定を越えて、市の方でそろえるということにするけれども、その分、指定管理者が別の形で何かきちんと備品ということで整理をしていくというようなやり方もあるのかなというふうにも考えておりますし、それにつきましては、この備品購入費300万円ということの。(発言する者あり)すみません、備品なのか、そこは別のものということなのかもしれませんが、そこの部分は、車椅子、ロビー椅子という具体的なもので寄附者の方がおっしゃっているということであれば、それはこの提案どおりさせていただいて、別のところで指定管理者にはきちんと対応いただくという方向性で、そこを具体的に詰めさせていただく方向で、何とぞよろしくお願い申し上げます。
298
◯下村晴意委員長 中谷議長。
299 ◯中谷尚敬議長 その篤志家の方が車椅子をしてくれと言いはったかどうかは私は分かりません。分かりませんが、こちらから車椅子をさせてくれと言うたんかも分かりません。でも、それで話が遺族の方とできてるのやったら、それは変えることは難しいけれど、ちょっと軽率やったなということを私は思います。意見です。
300
◯下村晴意委員長 樋口委員。
301
◯樋口清士委員 先ほど課長ね、一緒にやっていくから、そんなことどうだっていいじゃないという言い方をしましたけど、それやったら何で協定書があるんですか。協定書に、どちらの区分、どちらの責任でやるかということが明確になっているわけでしょう。ちゃんとこれ、条文に書いてあるわけですよ。これは指定管理者がやると。だから、相談するときに、まず、「こういう決まりがあるんです。この中でどうしますか」という話はされたんですか、されなかったんですか。
302
◯下村晴意委員長 上野部長。
303 ◯上野和久こども健康部長 当然、協定書の中に、今、委員がおっしゃったような項目があるのは重々分かっておりました。しかし、先ほど申しましたように、病院内の備品は全て徳洲会が用意するということになっておりますので、なかなかその備品の中で適当と言いますか、やはり市民の方、多くの方が利用されて、寄附された方の意思が伝わるというのがなかったというのが現状でございますので、ご理解賜りたいと考えております。
304
◯下村晴意委員長 樋口委員。
305
◯樋口清士委員 だから、どうでもええという話をするからね、それは違うでしょうと。ちゃんと決めたことがありますと。そこを前提にして、それでもこれをするんだ、したいんだということであれば、それは、1つはそこの意思を尊重していくという話はあるんでしょうけれども、ただし、そのときに、徳洲会とは、じゃ、どんな話をしますかということが残るわけですよね。この部分は、本来、徳洲会がやらないといけないんだけども、指定管理者がやらないといけないんだけれども、こういうご意思がある中でやるけど、じゃ、徳洲会、どうしますか、指定管理者、どうしますかというような協議は本来あってしかるべきだと思うんですが、そういう協議はありましたか。
306
◯下村晴意委員長 上野部長。
307 ◯上野和久こども健康部長 具体的な協議というのはなかなか、今おっしゃったような協議はしておらないところでございますけども、先ほど副市長が申しましたように、それにつきましては、今後、協議させていただきたいと考えます。以上でございます。
308
◯下村晴意委員長 樋口委員。
309
◯樋口清士委員 じゃ、これについてはこの辺にしときます。ただ、きっちりそこは協議をするなり、要は、決めたことはきっちり守っていきましょうと。ここを崩していくと、どんどん崩れていきますよ。そこだけちょっと注意しといてください。
続けて行きます。
310
◯下村晴意委員長 伊木委員。
311 ◯伊木まり子委員 関連で。このいのちを守る医療基金を頂いたときに、これはどういう内容ですかと言って私は担当課に尋ねたことがあります。そしたら、寄附者の、亡くなられた職員のお父様は、子供さんは足が悪かったから、是非、車椅子の購入に充ててほしいとか、開院するときには、是非、行かせていただいて、何かそういうものを購入してほしいという強い思いだったんですということをお聞きしましたので、今、もちろん病院が整備されていますけども、それとは別個に、最初からこれだけは自分が寄附したいんですという思いをはっきり伝えていらっしゃるとしたら、そういうものについては除外した上で、徳洲会に整備してもらうものは整備する、市が整備するものは整備するという、そういう振り分けでもいいんじゃないのかなと私は思って聞いていました。それが、もちろん、これは徳洲会がやることと最初から決まってあって、それに対して、じゃ、このお金を使いましょうかだったら問題かと思うんですけども、去年の3月に寄附されたときに、何だろうと思って聞きに行ったときに、是非、車椅子の購入、娘さんのためにやりたいんだという、最初からそのパッケージがあって、その後、それはそれで別個として整備する備品という考え方で徳洲会がやればいいんじゃないのかなと思って考えていたんですけども、そういうのはおかしいんですかね。そういう考え方ではなかったんですかね。
312
◯下村晴意委員長 石田課長。
313
◯石田浩病院建設課長 伊木委員がおっしゃるとおり、そういう考え方でさせてもろうてます。
314
◯下村晴意委員長 樋口委員。もう少し明快に。
315
◯樋口清士委員 これでやめておこうと思ってましたけど、要は、思いは分かりますよ、思いは分かるけれども、その思いをどうやって果たすかというところを行政としては考えんと駄目でしょうということを言っているわけですよ。その思いを達成するために、一方でルールがあるんだから、そのルールを越えていくと。その越えたところをどう対処していきますかということはきっちりと対応する、こういう形で対応しますよということをセットで出してこないと、なし崩し的に崩れていきますよね、そのルールというものが。そこは十分に配慮をしてもらいたいと。これ、まだできてないのであれば、これからちゃんとそこは詰めていってほしいということを申し上げておきます。
316
◯下村晴意委員長 中谷議長。
317 ◯中谷尚敬議長 最後に一言。お名前は言えないけど、その亡くなった方は私が世話になっとるわけですわ、事務局でね。せやから、やっぱりその人の意思が、こんなおかしな形になるようなことだけはしてほしないわけや。それだけはちゃんと考えて、これからはしてもらわんことには、せっかくええことしてもろうて、ああ、ええことをしてくれたなと私らも思いますよ。世話になった人間、いっぱいいてるんですから、議会も、皆、分かってるように。それが無駄になる、けちつけられるようなことはせんといてください。石田課長も分かるやろ。あんたらの答弁を見てたら、当たり前のことのような答弁したらみんな怒ってしまうよ、それは、さっきの答弁。何もすることが悪いと言うてないよ。仕方があるでしょうとみんな言うてるわけや。することが悪いって誰も言うてない、ええことやがな。部長、それ、分かってるやろ。何もけんか腰でこっちは物を言うてるのと違うのや。物には何でもやり方というものがあるやろうと。筋道を通さんかと言うてる。せっかくの意思が無駄になってまうということや。よろしくお願いしますね。
318
◯下村晴意委員長 他にございませんか。
樋口委員。
319
◯樋口清士委員 あと1点。55ページの款3、民生費、項2、児童福祉費、目2、児童保育費、多分、ここに含まれてくる話なんだろうと思うんですが、25年、26年と、保育士等処遇改善という形で、保育士さんを民間の保育所でちゃんと雇えるように、ちょっと処遇をよくしてということでされていたものがありましたけれども、これ、27年度は維持されるんですか。
320
◯下村晴意委員長 吉川課長。
321
◯吉川和博こども課長 27年度につきましては、今、2の児童保育費の19の負担金補助及び交付金の中の私立保育所保育実施負担金の中に含まれております。
322
◯下村晴意委員長 樋口委員。
323
◯樋口清士委員 これ、2年ほどやって、その効果というのは確認できてますか。
324
◯下村晴意委員長 吉川課長。
325
◯吉川和博こども課長 やはり民間の保育士さんの確保にはつながっていると思われます。それと、給料が改善されているということで、雇用の改善ということで、離職される方も少なくなっているようには思っております。
326
◯下村晴意委員長 樋口委員。
327
◯樋口清士委員 それについては市として継続をしていきますということを決めて、27年度、取り組みますと。こういうことですね。
328
◯下村晴意委員長 吉川課長。
329
◯吉川和博こども課長 そのとおり、27年度以降も継続していきたいと思っております。
330
◯下村晴意委員長 樋口委員。
331
◯樋口清士委員 民間も、公立もそうなんですけど、保育士の確保はかなり苦戦していると聞いていますので、あの手この手で何とか確保していただいて、それがすなわち待機児童の解消というふうなところにもつながっていくと思いますので、よろしくお願いいたします。
332
◯下村晴意委員長 他にございませんか。
(「なし」との声あり)
333
◯下村晴意委員長 それでは、質疑等ないようでございますので、これにて
分科会委員による質疑を終結いたします。
次に、
分科会外委員による質疑に入ります。
質疑等ございませんか。塩見委員。
334 ◯塩見牧子委員 説明書の49ページ、先ほど
分科会委員さんの方からも質疑がございましたが、精神障がい者の医療費についてなんですけれども、これ、実施は何月からを予定しておりますでしょうか。1年分の予算ということでしょうか。
335
◯下村晴意委員長 平尾課長。
336 ◯平尾嘉宏障がい福祉課長 27年4月1日以降の診療分から実施いたします。
337
◯下村晴意委員長 塩見委員。
338 ◯塩見牧子委員 この実施、先ほど、市の政策判断は1級から、議会意思としては2級も含めてということだったんですけれども、2級も実施しようとすると、49ページの節13の委託料の、精神障害者医療費助成システム保守委託料、ここも変わってきますか。
339
◯下村晴意委員長 平尾課長。
340 ◯平尾嘉宏障がい福祉課長 今回、この精神障がい者助成の、いわゆる拡張分のシステムにつきましては、私ども、できる限り早く実施しようということでもって、平成26年度、現年度予算の流用でもってシステムは改修しているところでございます。以上でございます。
341
◯下村晴意委員長 塩見委員。
342 ◯塩見牧子委員 既にこれは改修していて、じゃ、それは保守委託料だけで、新たに2級も加えようとすると、新たにまたシステムの改修料が要るということなんですか。
343
◯下村晴意委員長 平尾課長。
344 ◯平尾嘉宏障がい福祉課長 新たなシステムの改修料は要りません。
345
◯下村晴意委員長 他に。塩見委員。
346 ◯塩見牧子委員 続きまして、市民部の方でお聞きしたいんですけれども、資料をご提供いただいたんですが、総務費の戸籍住民基本台帳費なんですけれども、ページで言うと、説明書の41ページです。
この委託料の内訳をお出しいただいたんですけれども、資料としてご提供いただきましたが、平成26年度当初予算と比べまして、27年度の当初予算では、市民課の窓口業務委託料が4,400万円ほど上がっております。これは恐らく民間に業務委託をしたことによるかと思うんですけれども、この業務に携わっている市の職員はどのぐらい減らせて、経費負担はどれぐらい減らせたのかということはお分かりになりますでしょうか。
347
◯下村晴意委員長 奥谷課長。
348 ◯奥谷規子市民課長 26年度当初、職員の方が16名おりましたのが、今現在、12名になっております。臨時職員が8名、経費的に8名なんですけれども、おりましたのがゼロになっております。
経費の削減額でございますが、3年3カ月で2,520万円の削減となっております。
349
◯下村晴意委員長 塩見委員。
350 ◯塩見牧子委員 じゃ、4,400万円増えているけれども、これは1年分ですよね。職員を減らせたのは3年3カ月で2,500万円ですか。1年当たりにするとどうなりますでしょうか。
351
◯下村晴意委員長 奥谷課長。
352 ◯奥谷規子市民課長 26年度当初の予算と27年度当初の予算との比較をいたしますと、300万ぐらいの削減ということでございます。
353
◯下村晴意委員長 塩見委員。
354 ◯塩見牧子委員 つまり削減額が3年3カ月で2,500万円だということですね。
じゃ、当然のことながら、業務委託して経費の削減には成功したということですね。
355
◯下村晴意委員長 奥谷課長。
356 ◯奥谷規子市民課長 そのとおりでございます。
357
◯下村晴意委員長 他にございませんか。塩見委員。
358 ◯塩見牧子委員 もう1点だけ。コンビニ交付事業についてなんですけれども、これも41ページになるんですかね、新規事業になるかと思うんですけれども、本籍地証明の交付機能が追加されるということなんですが、今のところ、これは市外にお住まいの方で生駒市に本籍がある方が、先方の方にコンビニ交付のシステムがあれば、こちらの戸籍を証明するものを取得することができるという事業ですか。
359
◯下村晴意委員長 奥谷課長。
360 ◯奥谷規子市民課長 今現在は、生駒市に本籍がある生駒市の市民の方がコンビニ交付で戸籍証明書をとれるわけなんです。今度は、生駒市に本籍があって市外在住の方がとれるということで、うちのコンビニ交付のシステムを構築するということでございます。
361
◯下村晴意委員長 塩見委員。
362 ◯塩見牧子委員 思っていたとおりなんですけれども、その場合の手数料というのは、市外の方はどちらの手数料でとれることになるんですか。生駒市の定める手数料でもって利用することができるということでしょうか。
363
◯下村晴意委員長 奥谷課長。
364 ◯奥谷規子市民課長 今のところ、今現在、コンビニ交付をやっております250円でとれるようになるということでございます。
365
◯下村晴意委員長 塩見委員。
366 ◯塩見牧子委員 対象者としては、市外の方、とにかく住基カードを持っていたら、別にコンビニ交付の対象になっていない市内にお住まいの方であっても、どなたでもとれるということなんですね。
367
◯下村晴意委員長 奥谷課長。
368 ◯奥谷規子市民課長 このシステムというのはマイナンバーカードでの話なんですけれども、マイナンバーカードをお持ちの方が生駒市に本籍があれば、どこの市に住まれていても、利用登録をすればとれるようになるということでございます。
369
◯下村晴意委員長 他にございませんか。
(「なし」との声あり)
370
◯下村晴意委員長 質疑等ないようでございますので、以上で議案第2号の
市民福祉分科会所管分に対する質疑を終結いたします。
暫時休憩いたします。
午後2時57分 休憩
~~~~~~~~~~~~~~~
午後3時15分 再開
371
◯下村晴意委員長 それでは、休憩を解いて、再開いたします。
次に、議案第4号、平成27年度生駒市介護保険特別会計予算を議題といたします。
所管の部長から説明を受けます。坂本福祉部長。
372 ◯坂本千鶴福祉部長 それでは、議案第4号、平成27年度生駒市介護保険特別会計予算についてご説明させていただきます。
予算に関する説明書の129ページをお願いいたします。
本予算は、平成27年度から29年度までを計画期間とする第6期介護保険事業計画の最初の年に当たる平成27年度においての第1号被保険者数、要介護・要支援認定者数、保険料基準月額に基づき、介護保険事業に係る経費を計上させていただいております。
それでは、主な歳入予算につきましてご説明いたします。
131ページをお願いいたします。
款1、保険料につきましては、65歳以上の第1号被保険者の保険料でございます。
同じく131ページ下段から133ページにかけましての款3、国庫支出金、款4、支払基金交付金、款5、県支出金につきましては、それぞれ法定割合により交付される負担金、交付金及び補助金でございます。
次に、134ページの款7、繰入金、項1、一般会計繰入金につきましては、法令に基づく市負担分及び職員の人件費等でございます。
次に、135ページの項2、基金繰入金につきましては、介護給付費に対して保険料で賄えない分を補填するために、介護給付費準備基金を取り崩すものでございます。
次に、主な歳出予算につきましてご説明いたします。
137ページをお願いいたします。
款1、総務費、項1、総務管理費につきましては、介護保険運営に係る人件費等の事務的経費でございます。
次に、138ページの項2、徴収費につきましては、保険料賦課徴収に係る経費を計上しております。
次に、138ページから139ページにかけての項3、介護認定審査会費につきましては、介護認定に係る経費でございます。
次に、139ページ下段から141ページにかけましての款2、保険給付費につきましては、介護サービス等の提供に係る各給付費及び審査支払手数料でございます。
次に、141ページ中段から143ページにかけましての款3、地域支援事業費につきましては、新しい総合事業の導入による多様なサービスを提供する経費、及び地域包括支援センターの運営に要する経費等でございます。
次に、143ページ下段の款4、基金積立金は、介護給付費準備基金へ積み立てます運用利子を計上いたしております。
以上でございます。どうかよろしくご審査賜りますよう、お願いいたします。
373
◯下村晴意委員長 それでは、本案について、
分科会委員による質疑に入ります。
質疑等ございませんか。
上原委員。
374
◯上原しのぶ委員 これまで、いつも徴収率を聞いてきたんですけれども、2015年度になりますかね、徴収率が分かったら教えてください。
375
◯下村晴意委員長 奥田課長。
376 ◯奥田孫彦介護保険課長 27年度の徴収率につきましては99.3%を見込んでおります。
377
◯下村晴意委員長 上原委員。
378
◯上原しのぶ委員 気になるのは、特徴の人はいいんですけれども、普通徴収の人が非常に納付しづらいような状況にあると思うんですが、これ、納付できていない人はどれぐらいのパーセンテージになりますかね、全体の。
379
◯下村晴意委員長 奥田課長。
380 ◯奥田孫彦介護保険課長 先ほど申し上げました99.3%というのは、特別徴収も含めた全体の平均ということでございますので、計画上はこのパーセンテージで保険料等を算出することになっておりますので、具体的に、その中で普通徴収が何%とするのかという形での設定はございませんので、ちょっとそれは、何%というような内訳を申し上げることはできません。
381
◯下村晴意委員長 上原委員。
382
◯上原しのぶ委員 分からなかったら結構です。ただ、ちょっと教えてほしいのは、どうしても保険料が払えない人っているんじゃないかと思うんですけれども、その方の場合、いつもこれ、聞いているんですけれども、どういう対応をされているかということ。その方が介護保険を利用しないといけないような状態になったとき、保険料も支払ってないのに利用しないといけなくなるでしょう。その辺の対応をちょっと。
383
◯下村晴意委員長 奥田課長。
384 ◯奥田孫彦介護保険課長 確かに、事実、納めておられないという方は、当然のことながら、市税と同じようにおられます。これも市税と同じように、普通徴収でご請求を納付書でさせていただいて、督促とかをさせていただいて、場合によればお電話でお支払いをご催促させていただくこともしているわけなんですけども、それでも、やはり払えないんだということでおっしゃる場合には、収税課とかと同じように、納付相談ということで、「一部分でもお納めすることは願えないんですかね」ということで、「いや、そんなもん、どうしても払わない」ということで強硬に言われた場合は、それ以上なすすべがない形になってしまいますので、お支払いただかない方については、ある一定の期間が支払われなければ、給付制限ということで1割負担が3割負担になったり償還払いになるということ、これはやむを得ないと。ただし、そういう方でも認定の申請に、「でも、絶対、そんなん使わへんねん」とおっしゃるんですけど、そういう方に限って、その後、認定になられるんですね。そのときには、「ああ、これのときにこういう制限でかかってくるのか」ということを認識されて、「じゃ、困るから、やっぱり払います」ということで、そのときにされます。そこまで行かないで、普通の場合は、収税課と同じように、できるだけ納付相談で、払える部分は払っていただくということで分割納付等、対応できる部分はしております。
385
◯下村晴意委員長 上原委員。
386
◯上原しのぶ委員 関連で教えてほしいんですが、国会の方で介護保険制度が変わって、報酬単価の引下げということで、それに関連して人手不足という状況なんですが、生駒市は、その辺はどのように見込んでおられますか。
387
◯下村晴意委員長 奥田課長。
388 ◯奥田孫彦介護保険課長 確かに国の方でも介護人材の確保というのは重要なテーマで、別に検討委員会もつくられておるというところでございます。それで、基本的には、介護人材の確保というのは国及び都道府県の業務という分担の整理がございます。ただ、だからと言って、生駒市の実状で放置するというのは非常に問題ですので、特に奈良県は県外就業率が全国ワースト1ということで、ほとんど大阪とか京都の方へ働きに行ってしまわれる。介護人材も同じような状況にございます。なおさら、県内の市町村の中で市外就業率が高いのは、やはり生駒がトップになっておりますので、その辺で危機感は持っております。
その関係で、介護保険の運営委員会の委員の中からも、計画を作るのはいいんだけど、それを提供する介護サービス側の人材がおらなければ絵に描いた餅になっちゃいますよということのご指摘もいただいておりますので、その計画書にも、人材の確保は、一定、市の方も努力を図るということで考えております。
基本的には、今回の介護報酬が2.27%、全体で引き下げられてしまいました。それからいきますと、介護人材の方への給料も下がっちゃうのではないかということは国の方も重々分かっておりまして、その中で、全体は2.27%下げるんだけども、介護職員への処遇改善加算という加算をつくりまして、それは今まで加算があったところに、なおかつ、ある一定の、もう少し高い条件、要件で加算をできるような枠組みがつくられました。それに基づいて、全体は下げたんだけども、給料が下がらないように加算で手当てをする。そのことによって、月額の介護職員の給料をおおむね1万2,000円相当額が上がるような方策を講じたと国の方は言っておりますので、その形で、ある一定程度、介護人材の確保に対しては配慮がされているというふうに考えております。
ただし、先ほど申し上げましたように、市の方では今まで、県の社会福祉協議会の中に福祉人材センターというのが各都道府県にございますが、奈良県のその人材センターに無理を言いまして、毎週火曜日に専門の相談員の派遣をいただいて、介護保険課横の相談窓口で就業相談という形で、できるだけ、1人でも市内で就業していただけるように努力はしております。ただし、それでは、やはり相談が1人とか2人ぐらいしかございませんのでなかなかつながらないということで、今後は、計画書にも載せているような人材確保について、県の方に設置される基金等の関係で何らかの施策をできないかなということで、課内で今検討をして、案を作っているところでございます。
389
◯下村晴意委員長 他にございませんか。
樋口委員。
390
◯樋口清士委員 先ほどちょっと失礼をいたしましたが、143ページ、認知症対応施策推進事業です、143ページの上の方にありますけども。
これの事業内容について確認をさせてください。
391
◯下村晴意委員長 奥田課長。
392 ◯奥田孫彦介護保険課長 この事業につきましては、地域支援推進員ということで計画書に書いている部分でございます。予算の概要の8ページの中段部分で、新という括弧書きで、認知症対応施策推進事業ということで書いておりますが、その下に書いておりますように、地域包括支援センターに認知症地域支援推進員を配置するということを行うものでございます。
地域包括支援センターは6センターございますけれども、国の方でも言っておりますのは、全センターに設置ということではございませんので、それで、今のところ、梅寿荘の包括支援センターに設置をするということで予定をしております。
393
◯下村晴意委員長 樋口委員。
394
◯樋口清士委員 人数は何人置かれるんですか。
395
◯下村晴意委員長 奥田課長。
396 ◯奥田孫彦介護保険課長 推進員は1人でございます。
397
◯下村晴意委員長 樋口委員。
398
◯樋口清士委員 認知症への対応というのは全市的にやっていかないといけないところですね。当面と言うか、平成27年度、1カ所に1人配置するということなんですけれども、将来的にはもう少し増やしていく、あるいは各センターに置いていくというような計画と言うのか、予定というのはあるんでしょうか。
399
◯下村晴意委員長 奥田課長。
400 ◯奥田孫彦介護保険課長 今直ちに配置を1センター、3センター、6センターとか、そういう具体的なメニューまでは作っておらないんですけども、まず、1人から始めて、28年度は27年度の実績とかを見て、次に、じゃ、2つに増やせるねとか、そういうことも検討しながらやっていきたいなと考えております。
401
◯下村晴意委員長 樋口委員。
402
◯樋口清士委員 今、現状で、ニーズと言うのか、こういう推進員を必要とする状況というのはどの程度あるんですか。要は、1人1カ所で足りる程度のことなのか、実はそれでは現状でも不足していて、もう少し手当てをしていかないといけないというような状況なのか。どちらでしょうか。
403
◯下村晴意委員長 田中課長補佐。
404 ◯田中明美介護保険課課長補佐 現状では、地域包括支援センターの職員も普及啓発とか、あと、介護者支援とかもさせていただいていますし、ケアマネジャーさんももちろんしてくださっていますし、本市は認知症サポーター養成講座のニーズがとても高くて、市民意識も高いですので、一度は1名を配置して、より早期発見につなげるような形で取り組みたいなというふうに考えています。
あと、もう1点、今年度、医療機関と連携をしまして、28年度から認知症初期集中支援チームという、サポート医と地域包括支援センターと推進員が連携をして、なかなか医療につながらない人の訪問診療ということを進めていきたいと思っていますので、その辺りから手がけていけたらなというふうに考えております。
405
◯下村晴意委員長 樋口委員。
406
◯樋口清士委員 現状の問題に対しては、1カ所1名という配置ではあるけれども、その他の人材と言うのか、資源を生かして何とか対応できるだろうと。その後の動向を確認した上で、増やす必要があれば増やしていくと。そういう考えだということでよろしいですね。
407
◯下村晴意委員長 奥田課長。
408 ◯奥田孫彦介護保険課長 そのとおりでございます。
409
◯下村晴意委員長 他にございませんか。伊木委員。
410 ◯伊木まり子委員 今、
樋口委員の質問の中で、サポート医と何と何とと言われたか、聞き漏らしたんですけど、訪問診療をやっていくというようなお話やったんですけど、その辺、もうちょっと詳しく教えていただけませんか。
411
◯下村晴意委員長 田中課長補佐。
412 ◯田中明美介護保険課課長補佐 今、国の方で、認知症の方たちがなかなか早期の受診に至らないということで、サポート医という、認知症に特化した研修をきちんと受けた認定医の先生と、社会福祉士さんとか保健師さんとかの専門職がチームになって、初期に治療につなげるような、チーム体制で動くような事業を展開しなさいというふうにおっしゃっています。
本市の方は、圏域で言いますと、ハートランドしぎさんが認知症疾患センターで連携できる拠点施設になるんですけれども、先駆け、王寺町の方が初期支援チームを設置されましたのでサポート医の人数が不足していまして、うちは1年、ちょっと待機をしまして、次の医療機関と連携体制を組もうかなというふうに考えております。
413
◯下村晴意委員長 伊木委員。
414 ◯伊木まり子委員 ということは、27年度じゃなくて28年度ということですね。
続いて、よろしいですか。
415
◯下村晴意委員長 伊木委員。
416 ◯伊木まり子委員 概要の8ページのところに、在宅医療・介護連携の推進というふうになっていますね。それで、この事業計画の方にも、連携推進会議をつくるというようなことは書いてあるんですけども、その具体的な内容、どんなメンバーで年何回とか、それから、市域で1つなのかとか、具体的な内容はどういうものを話し合われるのかとか、その辺をちょっと教えてください。
417
◯下村晴意委員長 奥田課長。
418 ◯奥田孫彦介護保険課長 在宅医療・介護の連携の推進におきましては、医療側の方の専門職、これは通常の、医師会からご推薦をいただいて代表で出ていただく先生、それから、歯科医師会、薬剤師会、訪問看護ステーションの方から出ていただくということで医療側のメンバー、それから、介護側は、それぞれの分野の介護サービスのケアマネジャーのいる事業所関係、ヘルパーさんのおられる事業所関係、地域包括支援センターの職員という形で介護側のメンバーから構成される部分で連携を図るという形で考えております。
ただし、その中で、国もそういう形でということで言っているわけなんですが、今現在は一気にその形にはなかなか突入ができませんものですから、生駒市の場合は、既に26年度中に、医師会に協力を要請いたしまして、総合事業の関係で、いろいろとサービスを使われるのに、専門的見地から、この方はこういうふうなメニューの方がいいですねということをご判断願うということで、アセスメントツール会議という会議を別個につくりまして、そこで既に、今申し上げたようなメンバーで、まずはそこから、総合事業へのサービスメニューにつながるところから始めております。それを拡大して、徐々にそういう連携の体制を積み上げていきたいというふうに考えておるところでございます。
419
◯下村晴意委員長 伊木委員。
420 ◯伊木まり子委員 既にやられているということで、実績としてはうまく機能しているなとか、その辺はどうなんでしょうか。
421
◯下村晴意委員長 奥田課長。
422 ◯奥田孫彦介護保険課長 初めは、やはり全然、お互いの分野で、介護部分と医療関係がそういうふうに一同にお集まりになるというのがなかったものですから、ちょっと何か緊張ぎみで、第1回はそうだったんですけど、2回目ぐらいになると、お互いに忌憚のない意見を出していただいて、具体的、建設的な意見を頂いておりまして、非常にやはりこういうのは有効ですし、座長が医師会から出ていただいているドクターなんですけども、そのドクターも、非常にいい会議だよねということで、徐々にこういうことを拡大させていきたいよねということはおっしゃっていただいております。
423
◯下村晴意委員長 伊木委員。
424 ◯伊木まり子委員 最後に、既に何回行われたんですか。
425
◯下村晴意委員長 田中課長補佐。
426 ◯田中明美介護保険課課長補佐 昨年12月から始めまして、3回開催しました。
427
◯下村晴意委員長 伊木委員。
428 ◯伊木まり子委員 そしたら、27年度は何回されるんですか。
429
◯下村晴意委員長 田中課長補佐。
430 ◯田中明美介護保険課課長補佐 今年は4回で考えております。
431
◯下村晴意委員長 他にございませんか。
(「なし」との声あり)
432
◯下村晴意委員長 質疑等ないようでございますので、これにて
分科会委員による質疑を終結いたします。
次に、
分科会外委員による質疑に入ります。
質疑等ございませんか。
(「なし」との声あり)
433
◯下村晴意委員長 質疑等ないようでございますので、以上で議案第4号に対する質疑を終結いたします。
~~~~~~~~~~~~~~~
434
◯下村晴意委員長 次に、議案第5号、平成27年度生駒市国民健康保険特別会計予算を議題といたします。
所管の部長から説明を受けます。上野こども健康部長。
435 ◯上野和久こども健康部長 それでは、議案第5号、平成27年度生駒市国民健康保険特別会計についてご説明申し上げます。
予算に関する説明書の153ページをお願いいたします。
平成27年度の歳入歳出の予算総額は128億7,186万9,000円で、高額医療費共同事業の拡大などにより、前年度に比べまして11億4,655万3,000円、9.8%の増加となっております。
それでは、歳入の主なものからご説明申し上げます。
155ページをお願いいたします。
155ページから156ページにかけての款1、国民健康保険税は、総額27億8,282万円で、低所得者に対する軽減措置の拡大や被保険者数の減少などから約4%の減となっております。
次に、156ページ中段から157ページにかけての款3、国庫支出金は、療養給付費等負担金や財政調整交付金で、総額19億5,617万2,000円を計上しております。
続きまして、157ページ中ほどの款4、療養給付費交付金は、社会保険等を退職された65歳までの退職被保険者等の医療費に対する交付金で、制度改正に伴い、27年度からは新規の対象者がいなくなることから、1億6,000万の減収となっております。
その下の款5、前期高齢者交付金は、65歳以上75歳未満の方の医療費に対して、他の保険者から負担していただいているものでございます。
次のページの158ページ、款6、県支出金は、高額医療費共同事業及び特定健康診査等に係る負担金と、財政調整のための奈良県からの補助金でございます。
下段の款7、共同事業交付金は、保険財政共同安定化事業及び高額医療費共同事業、いわゆる奈良県全体の再保険事業に対する交付金でございますが、27年度から、医療費の対象が1レセプト20万円以上であったものが全ての医療費と拡大されるため、12億8,000万円の増額となっております。
次に、159ページ中ほどの款9、繰入金、項1、一般会計繰入金は、軽減世帯の対象拡大などにより、保険基盤安定繰入金が増加し、1億5,000万円の増となっております。
少し飛びまして、162ページをお願いいたします。
続きまして、歳出予算についてご説明申し上げます。
162ページから164ページ中段にかけての款1、総務費は、国保特別会計の人件費及び電算等事務費に関する経費で、今年度も、医療費適正化に向けた事業として、ジェネリック医薬品利用促進に係る経費や、柔道整復等医療に係るレセプト点検に係る経費などを計上しております。
次に、164ページ中段から167ページ上段にかけての款2、保険給付費は、医療費給付の他に出産育児一時金、葬祭費などで、平成26年度の医療費の伸びがマイナスとなっていることから、全年度と比べ、2億円ほど少なく計上しております。
167ページ中ほどの款3、後期高齢者支援金等につきましては、後期高齢者医療医療費を負担する経費でございます。
次に168ページ下段の款6、介護納付金は、平成26年度の実績を踏まえて、2,000万円ほど少なく計上しております。
169ページの款7、共同事業拠出金は、先ほど歳入で説明させていただいた共同事業交付金に対応する、県全体での再保険事業の拠出金で、対象が全ての医療費に拡大したことから、13億6,000万円の大幅な増となっております。
同じく169ページ中ほどから170ページにかけての款8、保健事業費は、特定健康診査や特定保健指導、その他保健事業の普及に係る経費でございます。
説明は以上でございます。
なお、去る2月12日に、生駒市国民健康保険運営協議会を開かせていただきまして、平成27年度生駒市国民健康保険特別会計予算案について承認をいただいておりますことをご報告申し上げます。よろしくご審査賜りますよう、お願い申し上げます。
436
◯下村晴意委員長 それでは、本案について
分科会委員による質疑に入ります。
質疑等ございませんか。
上原委員。
437
◯上原しのぶ委員 保険料の最高限度額を、支払う人の年収、2人家族で幾らぐらいに見込んでおられますか。
438
◯下村晴意委員長 堀内課長。
439 ◯堀内秀格国保医療課長 これは昨年と変えていませんので同じでございますけども、2人世帯の給与の収入で826万円を超えれば最高限度額になります。
440
◯下村晴意委員長 上原委員。
441
◯上原しのぶ委員 この度、軽減を拡大されたんですけれども、どれぐらいの影響が出ているのか、教えてください。
442
◯下村晴意委員長 堀内課長。
443 ◯堀内秀格国保医療課長 これは26年度に続いて27年度も拡大するもので、今、専決でお願いした分なんですけども、額としては800万弱ぐらいになる予定でございます。
444
◯下村晴意委員長 上原委員。
445
◯上原しのぶ委員 今、特定健診の受診率を上げるためにいろいろと努力をされていると思うんですが、この間の経過と併せて、目標も教えていただけますか。
446
◯下村晴意委員長 堀内課長。
447 ◯堀内秀格国保医療課長 毎年度、お話しさせていただいているんですけども、国の目標は平成29年度60%ということで非常に高い数字であり、正直、かなり厳しい数字でございます。そのため、市の総合計画の後期基本計画では、平成29年度、一応、45%ということで見込ませていただいております。
実際、今までの経緯なんですけども、平成20年度、この制度が始まったときは27.9%、21年度は28.1%、22年度が29.7%、23年度が30%、24年度が34.5%と、順調に伸びてはきたんですけども、25年度、ちょっと前にもお話しさせていただいたと思うんですけども、振り込め詐欺の多発警報というようなこともありまして、電話勧奨がちょっと不調になったということもございまして、32%と若干下がりました。そのこともありまして、26年度、委託でお願いしているんですけども、その辺も注意して電話してくださいということもありまして、2月現在で、今のところ、29.9%ということで、25年度の同時期の数字と比べまして3.5%、今は向上しているという状況です。
448
◯下村晴意委員長 上原委員。
449
◯上原しのぶ委員 特定健診に関してちょっとお伺いしたいんですけれども、特定健診の内容について、新年度はどのように取り組まれる計画なのか、教えてください。
450
◯下村晴意委員長 堀内課長。
451 ◯堀内秀格国保医療課長 今までの事業に追加してということで、新年度の予算は骨格予算ですので上げさせてはいただいていないので、また6月の議会に上げさせてもらう予定をしているんですけども、PR活動の強化ということで、市内を走る奈良交通のバスの中での停留所に止まる前のアナウンス、これを、できれば9月からさせてもらおうかなと思っております。
452
◯下村晴意委員長 上原委員。
453
◯上原しのぶ委員 これはお願いなんですけれども、要望と言うか、今、8億5,000万の基金があるということを聞いているんですけれども、これだけの基金があれば、1世帯当たり1万円ぐらいの引下げはできないものかなと思うんですけれども、その辺り、そういうふうなことをすればどのような状況になるとお考えでしょうか。
454
◯下村晴意委員長 堀内課長。
455 ◯堀内秀格国保医療課長 安くしたいという思いは私どもも同じではございますが、ただ、国保財政を守る者としては、単純に基金があるから引き下げて、今度、国保財政が、また赤字になれば上げるというようなことはなかなかできませんので、やはり引き下げても、今後、国保財政が大丈夫かどうかというのを慎重に判断する必要がございます。引き下げて、赤字になったら値上げすることは市民の方々に大きな混乱を与えることになりますので、できるのであれば、なるべく引上げを行わないで、安定的に国保財政を運営したいと考えております。
万が一、値下げした場合の基金の状況でございますが、1世帯1万円ということになれば、単純計算すると、約1万5,000世帯ありますので、1万円を掛けると1億5,000万、単年度で要ると。今、基金が8億5,000万ありますけども、国が適正と認める基金の目安というのは、生駒市の場合で約4億5,000万程度ですので、それを差し引くと4億円はそれ以上にあるということになりますけども、単純に値下げをすれば、3年後にはその分はなくなるということで、国が適正と認める基金の目安額を3年後には下回るという状況になります。
456
◯下村晴意委員長 上原委員。
457
◯上原しのぶ委員 国保財政は医療費と密接な関係があるので、基金が一定あるからということで、いったん引き下げて、後、また引上げとなると、先ほど課長さんがおっしゃったように、やっぱり混乱が起きるので、その辺は担当課として慎重に対応していただきたいと思うんですけれども、できるだけ低く抑えてほしいという市民の願いがあるということもおくみ取りいただきたいと思います。
それで、最後の質問なんですけれども、平成30年には広域化になるということを聞いております。そうなりますと、それまでの国保財政の見通しと、あと、基金はどういうふうになるのか、教えていただけますか。
458
◯下村晴意委員長 堀内課長。
459 ◯堀内秀格国保医療課長 毎年、ある一定の医療費の伸びを見て、シミュレーションをしているわけなんですけども、今回、過去5年間、平成21年度から平成25年度の医療費の伸びを平均しますと4.1%ございます。21年度が8.6と大きな伸びでしたので、ちょっとこれはイレギュラーですので、これを除いて4年間で見ると約3%という伸びになります。この伸びで、今後、推移するとして、国保財政がどうなるかということを推定しますと、今年度は医療費の伸びというのはマイナスになっておりますので、1億円ぐらいの黒字になるとして、基金の合計が1億積み上がって9億5,000万。来年度、27年度が、今の3%の伸びで行きますと約5,000万の黒字。基金が10億ぐらいになります。ただ、28年度以降、28年度は2億の赤字、29年度は4億の赤字ということで、広域化前の30年度前であれば基金残高は4億円ぐらいになるのではないだろうかと見ております。
この残った基金ですけども、これは県に取られるわけじゃございません。あくまでも生駒市の国保の基金として残りますので、場合によっては、この基金を活用して、広域化したときには県は標準保険料というのを決めてきますので、これだけ払いなさいと言われる額を、基金があれば、若干下回って、率を下げるということも可能にはなってきますし、万が一、赤字になれば、その時点で一般会計から補填しなきゃならないということになりますので、その辺もよく考えて取り扱っていかないといけないかなと思っております。
460
◯下村晴意委員長 他にございませんか。
(「なし」との声あり)
461
◯下村晴意委員長 質疑等ないようでございますので、これにて
分科会委員による質疑を終結いたします。
次に、
分科会外委員による質疑に入ります。
質疑等ございませんか。
(「なし」との声あり)
462
◯下村晴意委員長 質疑等ないようでございますので、以上で議案第5号に対する質疑を終結いたします。
~~~~~~~~~~~~~~~
463
◯下村晴意委員長 次に、議案第6号、平成27年度生駒市後期高齢者医療特別会計予算を議題といたします。
所管の部長から説明を受けます。上野こども健康部長。
464 ◯上野和久こども健康部長 それでは、議案第6号、平成27年度生駒市後期高齢者医療特別会計予算につきましてご説明申し上げます。
説明書の183ページをお願いいたします。
まず、歳入では、款1、後期高齢者医療保険料でございますが、医療費及び被保険者の増を見込み、前年度より3.8%増の12億7,054万円を計上しております。
次の184ページの款4、繰入金は、事務費及び保険料軽減に係る一般会計からの繰入金でございます。
続きまして、186ページをお願いいたします。
歳出についてでございますが、款1、総務費の項1、総務管理費は、人件費や保険料の徴収等、後期高齢者医療の事務処理に伴う経費でございます。
次の187ページ上段の款2、後期高齢者医療広域連合納付金につきましては、後期高齢者医療広域連合に支払う基盤安定負担金及び保険料などの負担金で、歳出の大半を占めております。
以上でございます。よろしくご審査賜りますよう、お願い申し上げます。
465
◯下村晴意委員長 それでは、本案について
分科会委員による質疑に入ります。
質疑等ございませんか。
上原委員。
466
◯上原しのぶ委員 183ページのところ、款1の後期高齢者医療保険料の節3のところで滞納繰越分普通徴収保険料というのがあるんですが、これは何件ぐらいになるんですかね、件数に合わせたら。
467
◯下村晴意委員長 堀内課長。
468 ◯堀内秀格国保医療課長 予算上の数字で、前年度の額を目安に約660件ぐらいを想定して計算しております。
469
◯下村晴意委員長 上原委員。
470
◯上原しのぶ委員 これ、収納率って分かりますか、どれくらいになるか。
471
◯下村晴意委員長 堀内課長。
472 ◯堀内秀格国保医療課長 予算上は特別徴収は100%、普通徴収は99%を見込んで、合わせて99.6%と見込んでいます。実績としては、25年度は99.63%でございました。
473
◯下村晴意委員長 上原委員。
474
◯上原しのぶ委員 医療保険料の平均は幾らぐらいになるんでしょうか、平成25年は9万7,000円余りというふうに聞いているんですけれども。
475
◯下村晴意委員長 堀内課長。
476 ◯堀内秀格国保医療課長 これも予算上としては9万8,800円と見込んでいます。実績は、平成25年度で9万876円でございました。
477
◯下村晴意委員長 上原委員。
478
◯上原しのぶ委員 最後の質問ですけれども、平均の医療費は幾らぐらいと見込んでおられますか。
479
◯下村晴意委員長 堀内課長。
480 ◯堀内秀格国保医療課長 これは後期高齢の連合会からの数字で、それを参考に、94万円としております。以上でございます。
481
◯下村晴意委員長 上原委員。
482
◯上原しのぶ委員 後期高齢者医療特別会計というのは、これは75歳以上の高齢者だけを集めて、その枠内で保険制度を運営するということで、非常に高齢者の方に負担を強いる制度で、問題があるということだけ申し上げておきます。
483
◯下村晴意委員長 他にございませんか。
(「なし」との声あり)
484
◯下村晴意委員長 質疑等ないようでございますので、これにて
分科会委員による質疑を終結いたします。
次に、
分科会外委員による質疑に入ります。
質疑等ございませんか。
(「なし」との声あり)
485
◯下村晴意委員長 質疑等ないようでございますので、以上で議案第6号に対する質疑を終結いたします。
~~~~~~~~~~~~~~~
486
◯下村晴意委員長 次に、議案第8号、平成27年度生駒市自動車駐車場事業特別会計予算を議題といたします。
所管の部長から説明を受けます。吉岡市民部長。
487
◯吉岡源裕市民部長 それでは、議案第8号、平成27年度生駒市自動車駐車場事業特別会計予算についてご説明を申し上げます。
予算に関する説明書の215ページから216ページをお願いいたします。
本特別会計は、生駒駅南及び生駒駅北地下自動車駐車場の管理運営に係るものでございまして、歳入歳出予算の総額はそれぞれ1億2,724万9,000円となっております。
次に、217ページをお願いいたします。
歳入の款1、使用料及び手数料につきましては、駐車場の使用料収入でございます。今年度、一般会計からの繰入金につきましてはございません。
次に、218ページをお願いいたします。
歳出の款1、事業費につきましては、指定管理者により行っております駐車場の管理運営に要する経費を計上いたしております。
次に、款2、公債費につきましては、駐車場の借入金の償還元金と利子でございます。
以上でございます。よろしくご審査賜りますよう、お願い申し上げます。
488
◯下村晴意委員長 では、本案について
分科会委員による質疑に入ります。
質疑等ございませんか。
樋口委員。
489
◯樋口清士委員 1点だけ、確認です。
一般会計からの繰入金、次年度ゼロということで、これから以降、ここはもう繰入れはしないで運営していくという、そういう考えのもとに、これをゼロにしているということなんでしょうか。たまたまそうなんでしょうか。
490
◯下村晴意委員長 石畑課長。
491
◯石畑欽一生活安全課長 今年度、借入れをしておりました償還が、随時、終わってまいりまして、償還金が減ったことで、今回、新年度はプラスマイナスゼロとなりました。まだ残っている償還金も27年度で全部終わるということになりますので、その後は、どちらかと言うと、黒字になってこようかと考えております。
492
◯下村晴意委員長 他にございませんか。
(「なし」との声あり)
493
◯下村晴意委員長 質疑等ないようでございますので、これにて
分科会委員による質疑を終結いたします。
次に、
分科会外委員による質疑に入ります。
質疑等ございませんか。
(「なし」との声あり)
494
◯下村晴意委員長 質疑等ないようでございますので、以上で議案第8号に対する質疑を終結いたします。
~~~~~~~~~~~~~~~
495
◯下村晴意委員長 最後に、議案第10号、平成27年度生駒市病院事業会計予算を議題といたします。
所管の部長から説明を受けます。上野こども健康部長。
496 ◯上野和久こども健康部長 それでは、議案第10号、平成27年度生駒市病院事業会計予算についてご説明申し上げます。
別冊となっております、平成27年度生駒市病院事業会計予算書の1ページをお願いいたします。
まず初めに、第2条の業務の予定量は、病床数が一般病床210床、主要な建設改良事業が、病院施設実施設計及び工事監理業務、病院施設建築工事でございます。
次に、第3条の収益的収入及び支出でございます。
収益的収入の第1款、病院事業収益、第1項、医業収益は、市立病院の文書料、第2項、医業外収益は、預金利息、地方公営企業への繰出し基準に基づく一般会計からの補助金及び負担金でございます。
なお、営業運転資金に充てるため、一般会計及び生駒市北部地域整備促進基金から長期借入金を借り入れる予定でございます。
収益的支出の第1款、病院事業費用、第1項、医業費用は、職員の給料、病院用地の賃借料、病院建物の減価償却費等でございます。
第2項、医業外費用は、企業債などの借入金にかかる利息でございます。
第3項として予備費を計上しております。
次に、2ページをお願いいたします。
第4条、資本的収入及び支出でございます。
資本的収入の第1款、資本的収入、第1項、企業債は、病院建設工事費、病院施設実施設計及び工事監理業務委託料に係るものでございます。
第2項、負担金交付金は、地方公営企業への繰出し基準に基づく一般会計の負担金でございます。
第3項、他会計からの長期借入金、及び第4項、基金からの長期借入金につきましては、企業債の償還等に係るものでございます。
資本的支出の第1款、資本的支出、第1項、建設改良費は、病院建設工事費、病院施設実施設計及び工事監理業務委託料でございます。
第2項、企業債償還金は、病院建設工事費、病院施設実施設計及び工事監理業務委託料等に係る病院事業債の償還金でございます。
第3項として予備費を計上しております。
次の第5条で企業債の限度額等、第6条で一時借入金の限度額について定めております。
2ページ下段から3ページにかけまして、第7条で各項の経費の金額の流用について定めております。
第8条は、議会の議決を経なければ流用することができない経費でございます。
第9条では、一般会計からの補助金について定めております。
1枚めくっていただきまして、病院事業会計予算に関する説明書に、予算実施計画、予定キャッシュ・フロー計算書、給与費明細書、継続費に関する調書、債務負担行為に関する調書等を記載しておりますので、ご清覧のほど、お願い申し上げます。
以上でございます。よろしくご審査賜りますよう、お願い申し上げます。
497
◯下村晴意委員長 それでは、本案について、
分科会委員による質疑に入ります。
質疑等ございませんか。
樋口委員。
498
◯樋口清士委員 まず、第2条の病床数(許可)、一般病床210床ということで書かれているんですけれども、以前、一般質問等で140床からスタートさせるという話がありました。この許可というのは開設許可のこと、使用許可のこと、どちらのことを言っているんでしょうか。
499
◯下村晴意委員長 石田課長。
500
◯石田浩病院建設課長 こちらの許可につきましては使用許可でございます。
501
◯下村晴意委員長 樋口委員。
502
◯樋口清士委員 ということは、平成27年度に210床で使用許可を得て開設する、そういう理解でよろしいんですか。
503
◯下村晴意委員長 石田課長。
504
◯石田浩病院建設課長 その理解で結構かと思います。
505
◯下村晴意委員長 樋口委員。
506
◯樋口清士委員 となれば、210床の入院患者を想定して、かつ外来に何がしというところで、そこに必要になる、厚労省が出している基準に準じた医師数の確保ができるということで理解してよろしいんですね。
507
◯下村晴意委員長 石田課長。
508
◯石田浩病院建設課長 それで結構でございます。
509
◯下村晴意委員長 樋口委員。
510
◯樋口清士委員 ということは、21人の医師がそろうと。こういう理解でよろしいんですね。
511
◯下村晴意委員長 石田課長。
512
◯石田浩病院建設課長 21人ではなく16名でございます。
513
◯下村晴意委員長 樋口委員。
514
◯樋口清士委員 厚労省の基準によれば、140床の入院患者とか140床に該当する入院患者と外来300人、これに対して16名ということで、この前も説明を受けたと思うんですけれども、210床ならば、最低21人必要というふうに私は理解しているんですけども、これに相違はないですね。
515
◯下村晴意委員長 石田課長。
516
◯石田浩病院建設課長 外来300と言いますのは、年間を押しなべて、平均として300ということでございますので、最初から300来るということは余り考えられませんので、100ぐらいかなというふうに思いますと、先ほど言いました医師数16名で法定はクリアするということでございます。
517
◯下村晴意委員長 樋口委員。
518
◯樋口清士委員 そしたら、外来は何人からスタートさせるということを想定して。要は、210床の入院患者と、あと、外来何がしというところで想定した医師数を16名というふうに勘定しているんですね。そういうことではないんですか。
519
◯下村晴意委員長 石田課長。
520
◯石田浩病院建設課長 そのとおりでございます。210床の病床を許可していただいて、かつ、外来につきましては100名からスタートということでございます。
521
◯下村晴意委員長 樋口委員。
522
◯樋口清士委員 病院事業計画で140名の入院で300名の外来、これを前提として16名からスタートするということで説明をたしかされていたと思うんですね。この数字がまた変わっているんですけども、これはどういうことですか。
523
◯下村晴意委員長 石田課長。
524
◯石田浩病院建設課長 開院から210の入院患者を受けるということはまずございません。開院から300名という外来を受けることもありませんので、今言いました140の300というのは、入院患者自身は、実際、1年間は大体140名ぐらいだろうという平均をとっておりますので、実際、許可を受ける病床数と実数と言うか、実際の平均値と言うか、そういったものとは、当然、誤差、ギャップが出てくるということでございます。
525
◯下村晴意委員長 樋口委員。
526
◯樋口清士委員 言うとき言うときで、全部、説明が変わるので、こちらは理解し難いところがあるんですが、要は、医師16名の前提となっている数字は何ですか。
527
◯下村晴意委員長 石田課長。
528
◯石田浩病院建設課長 今言いましたように、210の100でございます。(発言する者あり)
529
◯下村晴意委員長 樋口委員。
530
◯樋口清士委員 その100というのはどこから出てきた数字ですか。
531
◯下村晴意委員長 上野部長。
532 ◯上野和久こども健康部長 まず、使用許可と言いますのは、これは新設の病院でございますので、当然、実績というのはございませんので、徳洲会が当初、100名前後であろうという外来の想定数でございまして、140と言いますのは実数を言うておりますので、開院当初につきましては、許可は210床で受けるということでございます。ですから、1年目はその210床、すぐにベッドが埋まるということは考えにくいということでございます。以上でございます。
533
◯下村晴意委員長 樋口委員。
534
◯樋口清士委員 元々、210床の入院、フル稼働時の外来、三百何十ですね、というところを前提にした場合に最低限必要となる基準に準じた数字として、医師数が21名、それに少し余裕を持たせて23名から始めるというのが当初の病院事業計画でしたよね。指定管理者が出していた収支計画の中にも明確にその数字は載っております。
にもかかわらず、16名からスタートさせるんだということを答弁されたときには、140床の病床と外来300人を前提として、これは当面、なかなかそこまで埋まらないので、要は210床と三百何十という数字が埋まらないので、140、300というところからスタートさせるのに最低限必要なのが16名だという説明を受けました。これは間違いないですね。
535
◯下村晴意委員長 上野部長。
536 ◯上野和久こども健康部長 私、一般質問で言わせていただきましたのは、210床で使用許可は受けるということに答弁させていただいております。
ただ、実質の運用としましては、1年間で210床が満床になるということはないということで、実際の利用につきましては140床で、1年平均しまして300人の外来が来たときの人数につきましても16名で、医療法上はそれで数字はなるということを説明させていただいております。
537
◯下村晴意委員長 樋口委員。
538
◯樋口清士委員 使用許可を受けるのに、平均とおっしゃっているその数字で大丈夫なのかということも、たしかあのとき、聞いていたかと思うんですね。要は、上限に合わせて、来られるであろう想定の上限の数に合わせて医師数、スタッフというのはそろえておかなくても大丈夫なのか、使用許可は下りるのかということは確認していたと思うんですけれども、そのときに、何かその辺、答えが非常に曖昧であったというふうに記憶しているんです。
今いろいろ聞いていても、もう1つよく分からんのは、例えば一般質問の答弁の中で私が理解したのは、140床、300人に対して16名だと。今、210床、100名に対して16名だという話になっていますね。ここのところがどんどん動いているんですよね。ここをちょっとはっきりさせていただきたい。
539
◯下村晴意委員長 上野部長。
540 ◯上野和久こども健康部長 ですから、使用許可をとりますのは、何度も言いますけども、210床のベッド数と外来の、当初の予測としては100人でとります。ただ、途中、どうしてもやはり外来が増えて、例えば1年間で平均しますと300人に増えた場合ですけども、ただ、病床数は210床埋まることはございません、埋まることはないという想定でございますけども、大体1年間で平均140床ぐらいは使用されるだろうということで、計算的に、そこでつじつまが合うということでございます。以上でございます。
541
◯下村晴意委員長 樋口委員。
542
◯樋口清士委員 要は、210床、100人で、16名で使用許可を得ると。ただ、内実として、210床フル回転しないで、例えば140床であれば外来に少し余裕が出てきて、300人ぐらいを受け入れられると、こういう話になっているわけですね。これはちょっとおかしくないですか。要は、その仕切りがどんどん変わると。そういう許可の受け方ってあるんですか。
543
◯下村晴意委員長 石田課長。
544
◯石田浩病院建設課長 それにつきましては別に何ら不自然なことではないということでございます。
545
◯下村晴意委員長 樋口委員。
546
◯樋口清士委員 では、210床で許可を受けました。140という想定を超えて200床埋まってきました。外来は100床のままで動かしていますという状況を想定されているんですか。それを超えては外来って受け入れられないんですよね、基本的に。そこはどういうふうに考えておられるのか。
547
◯下村晴意委員長 上野部長。
548 ◯上野和久こども健康部長 医療法上はそういうことになりますので、別段、その16名が縛りということではございません。当然、それ以上を受け入れるとなりますと、医者の数字がそれより増えないといけないということでございます。以上でございます。
549
◯下村晴意委員長 樋口委員。
550
◯樋口清士委員 そのときは、増えた数字で使用許可をとり直していくということですか。
551
◯下村晴意委員長 上野部長。
552 ◯上野和久こども健康部長 使用許可というのは、病床数、ベッド数でございまして、特に外来が何人という、そういう使用許可の受け方じゃないと理解しております。以上でございます。
553
◯下村晴意委員長 樋口委員。
554
◯樋口清士委員 当初、計画の中で、基準に基づいて21人必要だと言っていた部分がありますよね。これは、入院患者数と外来から出した数字としてその数字があるんだということだったと思うんですけども、これ、16人にしても同じですよね。だから、外来を何人とっていても分からへんからええというような話なのか。要は、210床というベッド数というのは固定ですから非常に分かりやすい数字になる。そこに合わせて、今、16人確保できそうだというところから逆算して、外来は100人だというようなことで算定しているのではないんでしょうね。
555
◯下村晴意委員長 上野部長。
556 ◯上野和久こども健康部長 そういうことはございません。今、言いましたように、当初、大体100名程度来るという想定でございますので。ただ、今おっしゃったように、平均して、最終的にどれぐらいになるかというのは、またこれ、ちょっときっちり忘れましたけど、何カ月後かに報告する必要がございますので、そこで、やはり医療法上、医師、看護師が足りているということになるということで理解しております。以上でございます。
557
◯下村晴意委員長 樋口委員。
558
◯樋口清士委員 一応、基準に関しては外来患者の数もベースになって、外来何人に対して医師何人、ベッド何床に対して医者何人というところで算定されているはずのものですよね。それは基準として厚労省が出している。そこで、外来が、100の想定、それを超えてきたとなれば、当然、それに見合った医師数を配置していかないと、それ以上のものは受け入れられないというのが、常識的に考えれば当然のことだと思うんですけども、その考え方に間違いはないですね。
559
◯下村晴意委員長 上野部長。
560 ◯上野和久こども健康部長 ですから、210床で使用許可をとりますけども、ただ、先ほど申しましたように、210床埋まるということは、まず、当初年度からはございません。大体210床がほぼ埋まってくるというのが、資金計画上、約8年後ぐらいですかね。ただ、本来、病床に配置される医者につきまして、例えば140になれば、その分、外来が増えてもそこで賄えるという計算でございます。以上でございます。
561
◯下村晴意委員長 樋口委員。
562
◯樋口清士委員 では、そういう使用許可のとり方というのは一般的なんですか。
563
◯下村晴意委員長 上野部長。
564 ◯上野和久こども健康部長 ただ、一般的かどうかというと、ちょっとそれは分かりませんけども、これはいろいろ、徳洲会さんなり、県の方にも、ある一定、相談は行っていると聞いております。以上でございます。
565
◯下村晴意委員長 樋口委員。
566
◯樋口清士委員 私も県に確認に行きました。非常にイレギュラーなやり方だと。要は、210床フルでは動かせないと。いや、フルに動かした人員がなかなかそろわないので、それ未満のところで使用許可を受けたいがどうだというような相談を受けている旨も聞いていますし、一般的に、210床の病院を抱えて、それに見合う外来患者を想定していったときに、じゃ、普通、どういう計算のもとにスタッフをそろえていくのかというと、そこをフル稼働させたときに大丈夫な人員をまずそろえて、それをもって使用許可を受ける、これが一般的なやり方だということを聞いていますね。
非常にイレギュラーなやり方だというところの認識はおありでしょうか。
567
◯下村晴意委員長 石田課長。
568
◯石田浩病院建設課長 民間の病院とかも、そういう開設許可は当然ありますけど、新設する病院で、そういうやり方で一番最初からフルにスタッフをそろえて開設許可をとるということの方がイレギュラーではないのかなというふうに思います。
569
◯下村晴意委員長 樋口委員。
570
◯樋口清士委員 別に課長の感想とか思いを聞いているわけじゃなくて、私は県でそのように聞いたということを申し上げているわけで、それは許可を出している側の意見として、一般的にどうなのということと、あと、過去の実績に基づいて、そこを判断したらどうなのかということで伺ったわけなので。だから、そういう人の言葉でイレギュラーだということがあったので、これはイレギュラーなんじゃないですかと。相談に行かれているわけでしょう、そこに。その中で、いや、一般的なやり方だという認識を持っておられるとすれば、ちょっとどんな話の聞き方をされているのかなということは非常に疑問に思うわけなんです。それはちょっと意見として申し上げておきます。
それで、今、スタッフ、特にお医者さん、何人確保できているんですか、この現状において。過去、何回か聞いているんですけれども、なかなかお答えいただけない。また時間がたっていますので、そこのところ、今、どういう状況なのか、お聞かせください。
571
◯下村晴意委員長 上野部長。
572 ◯上野和久こども健康部長 これも、言っておりますとおり、当然、今言いました使用許可できるスタッフをそろえるということで聞いておりますので、現時点、具体的に何名というのは確認できておりません。以上でございます。(発言する者多し)
573
◯下村晴意委員長 樋口委員。
574
◯樋口清士委員 今、非常に問題に感じたのは、いや、分かってるけど言えないと言うなら理解できるんですが、確認していないと。これ、予算を出してきているわけですよね。その前提は、この病院を6月1日に開院するということを前提にこれを出してきているんでしょう。そうじゃないんですか。
575
◯下村晴意委員長 上野部長。
576 ◯上野和久こども健康部長 今、いろんなお医者さんと、待遇面とかいろいろ協議しておると聞いておりまして、当然、最低でございますけども、使用許可がもらえる状況にはなるということでございますけども、最終決定した人数というのがまだちょっと、最終、聞いておらないという状況でございます。
577
◯下村晴意委員長 樋口委員。
578
◯樋口清士委員 これ、予算審査、今日あること分かってたんでしょう。そこで、現状どうなのかという事実関係ぐらいは確認して臨むのが当たり前と違いますの。(「休憩せえ。下に準備室、あるやんけ。聞いてみたらええねん。委員長、休憩しよう。聞いたら分かるやん」との声あり)
579
◯下村晴意委員長 もう一度、言って。
樋口委員。
580
◯樋口清士委員 確認できるものなら確認を今してください。で、答えを聞かせてください。
581
◯下村晴意委員長 返答は。上野部長。
582 ◯上野和久こども健康部長 確認はさせてもらいますけども、ただ、現在の情報として、それがここで答弁できるかどうか、許可がとれるかというのは。(発言する者多し)要するに、下の準備室でその権限がない場合もございますので。(発言する者多し)ですから、一応、最終的、医師の配置とかは大阪本部なりになっておりますので。(発言する者多し)
583
◯下村晴意委員長 暫時休憩いたします。
午後4時19分 休憩
~~~~~~~~~~~~~~~
午後4時34分 再開
584
◯下村晴意委員長 それでは、休憩を解いて、再開いたします。
上野部長より回答がございます。
585 ◯上野和久こども健康部長 確認させていただきましたところ、現時点では、やはり今、今後、採用することについていろいろ影響等が出てくるということで、公表は差し控えていただきたいということと、公表につきましては、前回の特別委員会で申しておりましたように、4月下旬には計画書を出して、きっちりと公表させていただきたいと考えております。以上でございます。
586
◯下村晴意委員長 樋口委員。
587
◯樋口清士委員 先ほどの説明の中で、210床に対してのお医者さんを確保して、100床の外来に対してお医者さんを確保して、当面、140床ぐらいしか動かないので、そこで余ったお医者さんを外来に回すということで大丈夫なんだということのお話がありましたけれども、これは本当ですか。
588
◯下村晴意委員長 上野部長。
589 ◯上野和久こども健康部長 大丈夫と言いますのは、医療法上ですか、現場という意味なんでしょうか。
590
◯下村晴意委員長 樋口委員。
591
◯樋口清士委員 要は法律上ということです。
592
◯下村晴意委員長 上野部長。
593 ◯上野和久こども健康部長 そのように聞いております。以上でございます。
594
◯下村晴意委員長 樋口委員。
595
◯樋口清士委員 誰に聞かれましたか。
596
◯下村晴意委員長 上野部長。
597 ◯上野和久こども健康部長 県の方で、実際の使用許可についていろいろ相談している中で確認したということでございます。以上でございます。
598
◯下村晴意委員長 樋口委員。
599
◯樋口清士委員 ちょっと視点を変えまして、看護師はどのベッド数に対しての確保をされているんですか。
600
◯下村晴意委員長 上野部長。
601 ◯上野和久こども健康部長 基本の考え方は医師の考え方と一緒でございます。以上でございます。
602
◯下村晴意委員長 樋口委員。
603
◯樋口清士委員 ということは、210床に対して必要な看護師を確保すると。別途、外来に必要な看護師を確保する。こういうことでよろしいんですね。
604
◯下村晴意委員長 上野部長。
605 ◯上野和久こども健康部長 当初の人員数につきましてはそのように考えております。以上でございます。
606
◯下村晴意委員長 樋口委員。
607
◯樋口清士委員 その上で、当面、140床しか入院患者がいないということになれば、そこで余った看護師も外来に回していく、そういう考え方なんですか。
608
◯下村晴意委員長 上野部長。
609 ◯上野和久こども健康部長 そうでございます。
610
◯下村晴意委員長 樋口委員。
611
◯樋口清士委員 210床なり140床のベッドの使用許可を得るときに、看護師は入院患者用ということで登録をしないといけないですね。登録されている以外の看護師さんがベッドの方に行ったり、あるいは、登録している人が外来の方へ行ったり、要は、人の流用みたいなことがあると、それはちょっと問題があるというふうに聞いているんですけども、それは問題ないんですか。
612
◯下村晴意委員長 上野部長。
613 ◯上野和久こども健康部長 そこまでの詳細についてはまだ協議しておりませんけども、基本的に、210床そろえて140しか使用していないところに看護師さんがいても特にすることがないと思いますので、一応、それでそっちの方を助けていくというのは、特に、数の上からは問題ないと考えておりますけども、ただ、その登録したうんぬんについては具体的な協議はまだ行っておりません。以上でございます。
614
◯下村晴意委員長 樋口委員。
615
◯樋口清士委員 同じく、医師についても同様の考え方。これ、絶対に間違いないですね。そこだけ念を押しておきます。大丈夫ですね。
616
◯下村晴意委員長 上野部長。
617 ◯上野和久こども健康部長 はい、そのように聞いております。以上でございます。
618
◯下村晴意委員長 樋口委員。
619
◯樋口清士委員 もしそこに問題があれば、非常にこれ、大きな問題ですので、そこは確認をしたということで、もしここに間違いがあれば、非常に大きな責任が生じてくるということだけ、ご認識ください。
620
◯下村晴意委員長 小紫副市長。
621 ◯小紫雅史副市長 従来からいろいろご指摘をいただいておりますけれども、この部分につきましては、結局、県の許可ということでございますので、我々、徳洲会も共にですけれども、県ときちんとお話をさせていただきながら、先ほどイレギュラーという話もありましたけれども、何がイレギュラーで何が普通かという議論はもちろんありますが、いずれにせよ、県に許可をいただけるような体制をきちんととるということが、当然、6月の開院に向けて我々に必要な作業でございますので、今ここでうんぬんという話もありますが、いずれにせよ、県がきちんと許可を下さるような形の体制を組んで、先ほど申し上げたように、4月の末というようなときまでにきちんと体制を組んでいくということができれば病院は開院できるということでございますので、きちんと県と協議をして、許可をいただけるように取り組んでいくということかと思います。それに尽きると思います。
622
◯下村晴意委員長 樋口委員。
623
◯樋口清士委員 この予算に関しては、今、この210床で始めるということが大前提になったものだというふうに認識していますので、もしこれができないことがあれば、非常にこれは問題です。これをどういう前提で認めているのかということになってまいりますので、そこは間違いなくやっていただきたいということと、もう1つは、当初、指定管理者が収支計画を出しましたね。その数字から大分離れてきている。将来、どうなるんだと。収支計画、収支の問題もあれば、実際、その裏付けとなる患者数はどんなことになっているのか、あるいはスタッフはどないなっているのかと。ここの辺りを、現状をベースに、もう一度、出し直していただきたい。でないと、我々、この病院がどないなっていくかというのはよう分からんままに、いろんなこと、物を決めていかんとあかんような状況になってしまう。これは非常に問題があるので、できるだけ速やかに、これは出していただきたいと。次の何らか検討事項が生じてからということではなくて、今、前提に置いている、はっきりしている数字があるわけでしょう。それを基に県に使用許可ももらいに行こうとしているわけですから、それに基づく収支計画を、もう一回、出し直してください。以上です。(「返事もらわな」との声あり)これ、大丈夫ですか。
624
◯下村晴意委員長 上野部長。
625 ◯上野和久こども健康部長 この収支計画につきましては、当然、年度協定ということで、これは使用料等も決める基になりますので、その辺、きっちりと把握した上で、当然、これは出していくということでございます。以上でございます。
626
◯下村晴意委員長 樋口委員。
627
◯樋口清士委員 使用料については、それが必定だということだと、たしか使用料に関しての議案が出ていましたね、じゃ、それまでに出してください。できますか。
628
◯下村晴意委員長 上野部長。
629 ◯上野和久こども健康部長 その使用料じゃございませんでして、病院の、要するに年度で利用する使用料でございまして、これは、協定書にも書いておりますように、年度前に出すということでございますが、今回、初めての新設ということでございますので、最終的に、何が決まらないとできないかというのは、要するに建築工事です。それも含めて全ての経費を、今かかっている、全てじゃないですけど、経費について、それを把握しないと、最終、確定できませんので、その辺は建築工事、最終、精算した後になると考えております。以上でございます。
630
◯下村晴意委員長 樋口委員。
631
◯樋口清士委員 一定、建築工事費が明確になった段階で速やかに出していただける。こういうことでよろしいですね。
632
◯下村晴意委員長 上野部長。
633 ◯上野和久こども健康部長 そのとおりでございます。
634
◯下村晴意委員長 他にございませんか。
(「なし」との声あり)
635
◯下村晴意委員長 質疑等ないようでございますので、これにて
分科会委員による質疑を終結いたします。
次に、
分科会外委員による質疑に入ります。
質疑等ございませんか。中浦委員。
636 ◯中浦新悟委員 ちょっと確認させてもらいます。
お医者さんは16名で開院されると。看護師に対しては、前回、50人というふうにたしか答弁があったかと思うんですけども、それは変更ないですか。
637
◯下村晴意委員長 石田課長。
638
◯石田浩病院建設課長 50名。57名ですかね。ちょっと今、前回の資料がございませんけども。
639
◯下村晴意委員長 中浦委員。
640 ◯中浦新悟委員 じゃ、57名の看護師、ほんで、すみません、正確に覚えてないですけど、あとは病院事業計画に載っている臨床技師、何でしたっけ、その他いろんな、薬剤師も含めていたと思うので、その他、その人数で開院されていくということですね。
その57名の看護師に関しては、今、市と言いますか、市の下ですね、生駒市役所の地下1階で募集活動をされているようですけども、その採用状況というものは教えていただけますか。
641
◯下村晴意委員長 上野部長。
642 ◯上野和久こども健康部長 これも、先ほどの医者の確保と同じように、現時点では、今後の採用等に影響があるということで、公表できないということでございます。
ただ、看護師さんに対しては、予想以上には集まってきているというのは聞いております。以上でございます。
643
◯下村晴意委員長 中浦委員。
644 ◯中浦新悟委員 お医者さんと違って看護師さんの方に関しては予想以上に集まってきているというご答弁をいただきましたので、1つ、安心しているんですけども、この募集に関して、僕、面接に行かれた方で、実は2人ほど、直接、聞いたんですけど、てっきり公務員になれるんだと。市立病院の職員になれる、間違いではないんですけども、市立病院、公の病院の職員になれる、公務員になれるというふうに認識して面接に行くと、実は違ったんだと。すごくそういう勘違いをしましたという声を聞いたんですけども、面接うんぬんのときにそういう声というのは聞かれていませんか。
645
◯下村晴意委員長 上野部長。
646 ◯上野和久こども健康部長 それは、例えば市の方に問い合わせがありましたら、明確に、これはあくまでも指定管理者である徳洲会の社員と言うか、看護師ということで説明はさせていただいております。以上でございます。
647
◯下村晴意委員長 中浦委員。
648 ◯中浦新悟委員 しっかりしていただきたいところなんですけども、ただ、見ていると、やっぱり市立病院で働きませんかという求め方ですよね。じゃ、結果、徳洲会の職員さんになられて、その後、転勤であったりとか、そういったものに対してはどういうふうな配慮をされていくのか、ちょっと教えていただけませんか。(「それは徳洲会の方」との声)いや、そういったことを危惧されている方がいらっしゃったので、市立病院の看護師を求めているんだよね、これはと。
649
◯下村晴意委員長 上野部長。
650 ◯上野和久こども健康部長 例えば今、開設準備室で募集等を行っている分につきましては、当然、生駒市の、東生駒の市立病院の、指定管理者徳洲会ということで募集をされております。以上でございます。
651
◯下村晴意委員長 他にございませんか。
(「なし」との声あり)
652
◯下村晴意委員長 他にないようでございますので、以上で議案第10号に対する質疑を終結いたします。
以上で、本会議から付託された
市民福祉分科会の議案の質疑は全て終了いたしました。
次の委員会は、16日、環境文教委員会終了後に再開いたします。
本日はこれにて散会いたします。
午後4時46分 散会
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